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Dr.は黙り込み、
しばらくしてからまた口を開いた。
Dr.「私が、君を送り返したい理由はもう1つある」
『もう1つ？』
Dr.「…君は妊娠している。」
『……は？』
妊娠って…？
妊娠って………どゆこ…と？
Dr.「5週間や、6週間ってところだろう。
宇宙で君を診た時わかった。」
妊…娠…
妊娠って、お腹に…赤ちゃん…居るってこと……？
トニー…と、私の……？
こんな、こんな大事な時になんで…分かるの…
最悪だ。
本当は嬉しい、すごい嬉しい。
でも、喜べない
喜んでるけど喜べない
宇宙で最強のボスと戦うって時に……
そんなんじゃ戦えない…？
Dr.「……君は、それでも戦いたいのか？」
『当たり前だよ、勝つには、
私は、戦わないと…トニーを………未来…を、
守るためには、
それしか、道なんてない。』
Dr.「…大馬鹿者だな。」
全くだ。
こんなのトニーが聞いたら絶対、
私を戦いに参加させないだろう。
Dr.「……では、こうゆうのはどうだ。
君が言いたくないのなら、私も口を閉ざす。
隠す手伝いもしよう。」
『手伝い…？』
そう言って光の輪を閉じ、
私のお腹に手を当てて目を閉じる。
そこはちょうど子宮の上…
すると魔術の光の陣が浮かびあがり
お腹の中にすうっと入っていった。
Dr.「これでしばらくは胎児を衝撃から守れる。
だが何度も守ってくれる訳じゃない。
サノスの力がどれほど強大かは分からんが、
多めに見積もって3回の衝撃が限界だ。
陣が割れたら効果は消える。」
『……わかった。』
Dr.「いいか、これは契約だ。
君の秘密を守る手助けをする代わりに、
戦いが終わり我々が負けても、
見た未来の事は他言しないこと。
君の戦力はこの戦いにおいて事が有利に運ぶ。
私も、未来を守るため、
利用出来るものは利用したい。」
『…わかった……
絶対、絶対、絶対！！誰にも言わない。』
_________________________
トニ「A！大丈夫か！？」
『ぇ、えぇ、。大丈夫、ありがとう。』
時間が動き出し何事も無かったかのように
またみんな動き始めた。
それもそうだ、実際彼らには何も無かったのだから
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ふーあ - みゆさん» コメントありがとうございます！暖かい応援のおかげで更新出来ます！これからも楽しんで貰えれば幸いです。 (2021年11月17日 21時) (
レス) id: 2adfbf82fc (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 応援してます！ (2021年10月5日 14時) (レス) id: 5b72cf47f9 (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - siriusuさん» コメントありがとうございます！ご愛読して頂けてとても嬉しいです！これからしばらくオリジナルが続きますが何卒よろしくお願いします！ (2021年8月3日 8時) (レス) id: 21523b5ffc (このIDを非表示/違反報告)
siriusu(プロフ) - 作品読ませて頂きました！とても面白くて占つくの中でもかなり好きな小説です！更新楽しみにしています！ (2021年7月30日 18時) (レス) id: 13d54f4ebe (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - 安仙任さん» コメントありがとうございます！亀更新＆不定期でグダグダな私ですが見てくれている方のために頑張れます！！ (2021年7月7日 1時) (レス) id: 21523b5ffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふーあ | 作成日時：2020年12月13日 11時
