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久しぶりにトニーと一緒に寝る

私の部屋で。

改めて恋人として同じベットで寝るのは…

なんか無性に緊張する。

トニーはニューヨークのタワーがホントの家で、

ここでの寝泊まりはラボの簡易ベットで寝ていたらしい。

そんな事を今頃知って私は密かに自分の無知さに浸っていた。

トニ「何か考え事?」

Tシャツを着て濡れた髪をタオルで乾かしているトニー。

私は作業机に座って完成した書類の整理をしていた。

『ううん、別に大した事ないよ』

そう言いながら書類を分けているとトニーが横から覗いてきた。

トニ「…ここ、計算とスペルが違う。」

『えっ!嘘っ?!』

不意にそんなことを言われて慌てて間違いを探す。

トニ「嘘、完璧だ。」

『はぁ、なんだ…』

安心のため息をついて、トニーを見上げる。

髪はまだ少し濡れていていつもとは違う髪型になっていた。

『…なんか新鮮だね。』

トニ「キュンとした?」

『な…そんな事ない!』

そう言って書類の方を向き直して片づける

もう私はお風呂入ったからあとは寝るだけ。

ベットはまあまあ広いので2人寝るのは難しい事じゃなかった。

布団を被って部屋が暗くなる。

トニ「…幻滅するだろう?」

冷たかった布団の温度が上がり始めた頃。

静かな声に耳を傾ける

『なんで?』

トニ「夢のせいで眠れないなんて」

『ふふっ、でも私は嬉しいよ、こうやって一緒に寝れて。』

彼の香りは私を心から安心させる。

私の部屋でお風呂に入ったからトニーは私と同じ匂い。

トニ「…A」

『ん?なに?』

不思議と誘われる様に

引き寄せられるかのように

彼の腕の中に入る

1人より何倍も暖かい。

顔は暗くてよく分からないけど、唇が何処にあるかはすぐにわかった。

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さら - ありがとうございます!!いつも更新ありがとうございます!!嬉しいです!!楽しみにしてます!!コロナ流行ってるのでお体には気を付けてくださいね!! (2020年3月22日 0時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - さらさん» コメントありがとうございます!そう言って頂いてほんと嬉しいです!ピーターとドクターですね?!この話では勿論多めに出させて頂きます!笑時間があればその2人落ちで新しく物語を作るかもです! (2020年3月11日 1時) (レス) id: 8d4bf47091 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!ふーあさんの作品読みやすくて大好きです!!リクエストいいですか??スパイダーマンのピーターとストレンジ書いて欲しいです!! (2020年3月7日 22時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
hide(プロフ) - おお!楽しく読ませていただきますね(●´ω`●) (2019年11月12日 14時) (レス) id: 97cb9c19ab (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - hideさん» コメントありがとうございます!!!そう言って貰えて本当に嬉しいですっ!今後の流れとしては、一応、3作目の中盤から終盤くらいまで、シリアスを混ぜながらも、オリジナルで行こうと思います。このあとに原作の方を書いていこうかと考えてます (2019年11月3日 6時) (レス) id: 79c7efff2c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふーあ | 作成日時:2019年11月1日 1時

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