検索窓
今日:49 hit、昨日:2 hit、合計:61,285 hit

16 ページ16

同じ顔?

どういう事だ。

トニ「クソっ、」

Aを抱えて1度退却しよう。

だがうまくは行かず、攻撃を加えられ邪魔をされる。

能力まで同じなんて明らかにおかしい。

きっとコイツはヒドラに造られたAのクローンか何かだ。

そう自分じゃ分かってるが、攻撃しづらい。

と言うか出来ない。

完全に形勢逆転だ。

今は彼女からの攻撃に耐えるだけしか出来ない。

女「ふふっ、何で攻撃しなくなったの?

正確にはもしかして出来ない?」

挑発をしながら、隙のある攻撃をわざとしてくるが

乗れば負けだ。

そろそろキャプテン達は幹部を押さえ終わっただろう。

それでも動いてるってことはきっとこいつ自身が暴走してるんだ。

早めに誰が援軍に来るのを待つか…

そう考えていると目の前にいた女が何者かによって吹き飛ばされる。

『………邪魔。』

後ろを見るとAが俯いて立っていて、そう小さく呟く。

様子がおかしい。

一体何が…

パッと彼女が顔を上げると真っ黒に輝いていた瞳が、

血で染めたかのように真っ赤になっていた。

女「…何だよ、本気出してなかったの?」

『正確には、これは全然本気じゃない』

女「はあ?」

瞬間移動でAは彼女の背後をとり、地面に叩きつけた。

『……あんたも、ただの出来損ないだ』

女「なんだと?」

逆上した彼女と力がぶつかり合いソニックブームが広がる。

衝撃が強すぎて近づけない。

女「私は、完璧なんだっ」

Aが彼女の頭に手をかざすと、

彼女は苦しむ声を上げ、白く光る。

女「やめろやめろやめろやめろーーー!!!」

『ゔっ、ぐぅっ!』

女は暴れれば暴れるほど光は増し、Aは顔を苦しそうに歪める。

トニ「っ、A…」

Aの傷から血は吹き出し、広がる。

一体何が起こってるんだ。

そして弾けるように真っ白な光が見え、彼女は消えてなくなった。

赤くなった瞳はゆっくり元の優しい黒に戻った。

でも彼女を倒したAの顔は見た事ないほど険しく、

Aじゃないみたいだった。

17→←15



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
129人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さら - ありがとうございます!!いつも更新ありがとうございます!!嬉しいです!!楽しみにしてます!!コロナ流行ってるのでお体には気を付けてくださいね!! (2020年3月22日 0時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - さらさん» コメントありがとうございます!そう言って頂いてほんと嬉しいです!ピーターとドクターですね?!この話では勿論多めに出させて頂きます!笑時間があればその2人落ちで新しく物語を作るかもです! (2020年3月11日 1時) (レス) id: 8d4bf47091 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!ふーあさんの作品読みやすくて大好きです!!リクエストいいですか??スパイダーマンのピーターとストレンジ書いて欲しいです!! (2020年3月7日 22時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
hide(プロフ) - おお!楽しく読ませていただきますね(●´ω`●) (2019年11月12日 14時) (レス) id: 97cb9c19ab (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - hideさん» コメントありがとうございます!!!そう言って貰えて本当に嬉しいですっ!今後の流れとしては、一応、3作目の中盤から終盤くらいまで、シリアスを混ぜながらも、オリジナルで行こうと思います。このあとに原作の方を書いていこうかと考えてます (2019年11月3日 6時) (レス) id: 79c7efff2c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふーあ | 作成日時:2019年11月1日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。