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パーティ当日。
50人強もの人達が会場に集まっている
シャンパンを開け、各々パーティを楽しんでいた。
綺麗な女性が周りを囲み、それの対応をする
シャンパンを早めに飲み干して年代物の赤ワインを受け取った
少し人を呼びすぎただろうか
パーティに呼んだのは主にタワーと基地の従業員だ
ロー「随分と賑やかなパーティだな」
トニ「やぁ!ローディ、楽しんでる?」
暇を持て余してワインを飲んでいるとスーツを着たローディが声をかけてきた
ロー「あぁ、おかげさまでな。…ところでAは?」
トニ「…さぁ、僕は見てない」
ロー「おい、彼女の歓迎パーティだろ?主役が居ないのか?」
トニ「そんなわけないだろ。どこかで飲んでいるさ」
ロー「…はぁ、そんなんでいいのか?」
トニ「何が?」
ロー「好きなんだろ?Aのことが」
トニ「は?!僕が、彼女を?急に何言い出すんだ」
ロー「まぁ認めたくないなら何も言わない。
変な男にナンパされても知らないぞ」
ローディは直ぐにどこかに行き、見えなくなった
Aを好き?
この僕がか?
思い当たる事なんて…
待て
かなりあるな
だが…マジでか
あんな若い彼女に本命だと?
笑えない
ありえない
まだ21かそこらだったはずだ。
【変な男にナンパされても知らないぞ】
はっとなり、周りを見渡す
Aのことを探そうにも人が多くて見つからない
自分から声をかけてくると思っていたが…
取り巻いてくる女性をかわし、彼女を探す
しつこく言い寄ってくる女性もいたし、美人な女性も沢山いた
数年前なら即、口説いていたであろう女性達に目もくれず、
Aを探した。
ドレスを着て、メイクを施す彼女はとてもじゃないが想像できなかった。
だが、ここにいる誰よりも美しいはずだと確信していた
それにプラス、ローディの一言だ
いや、二言か…
どうにかしても見つけないといけない
酒もグイグイと進み、少し頭がぼーっとする。
少し乱暴に飲みすぎたか…
しばらく歩くと隅のバーカウンターに1人で座る女性に目がいく
ショート丈のワインレッドのドレスを着て
背中の編み上げから白い綺麗な肌が露わになっている
金色のイヤリングをつけて真っ赤な唇。
白い肌と髪に赤が眩しいほど似合っていた。
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ふーあ - M-tAntさん» はじめまして!コメントありがとうございます!喜んでいただけて光栄です。これからも亀ですが更新させていただくので気長に待って頂けると嬉しいです(^^) (2020年9月29日 22時) (レス) id: 1f5870322c (このIDを非表示/違反報告)
M-tAnt(プロフ) - 初めまして、今日初めてこの作品を拝見しました!もちろん前作もバッチリ読んでいます。カラーリングの趣味が完全にアイアンマンや、に思わず吹き出してしまいましたw素晴らしい作品に出会わせていただき有難うございます (2020年9月16日 18時) (レス) id: 916efa1534 (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - hideさん» コメントありがとうございます!分かります笑私も書いていてこの2人可愛いかよ笑笑ってなります爆笑これから2人のいちゃコラ生活が始まるので楽しみにしててください!応援ありがとうございます!!! (2019年11月1日 1時) (レス) id: 79c7efff2c (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - Kurkura2Kurkuraさん» コメントありがとうございます!そこまで言ってくれてとても嬉しいですっ!!これからも不定期ですがしっかり投稿していきたいと思ってるので楽しみに待っていてくださいっ!!!! (2019年11月1日 1時) (レス) id: 79c7efff2c (このIDを非表示/違反報告)
hide(プロフ) - めちゃくちゃ二人とも可愛いです!もっといちゃコラしてほしいです,,,,,,wこれからも頑張ってください! (2019年10月28日 16時) (レス) id: c046e8b462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふーあ | 作成日時:2019年8月9日 16時