AVENGERS my love to you アベンジャーズ＿＿私の愛を貴方に____

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上品なスーツやドレスに身を包んだ人達が、

片手にワイングラスやシャンパンを手に持って楽しそうに談笑してる

アベンジャーズだけじゃなく、私の知らない人がたくさんいた

50人強もの人達が広いパーティ会場に集まっている

私は選んだ肩出しの赤いドレスを着てる。

ドレスといってもミニドレスというやつでショート丈で、背中は編み上げタイプ

胸のあたりには薔薇が散りばめられた様なデザイン

金色のイヤリングをつけて、髪には花の髪飾り。

ナターシャにメイクをしてもらい、

ワンダが選んだ真っ赤な口紅を塗っている

少し高めのヒールを履いていて目線はいつもより高くてあまりなれなかった

ネイルまでつけてもらって、薄いピンク色のラメのグラデーションが綺麗だった

『…緊張する』

1人でシャンパングラスをもち、部屋の隅辺りにポツンと立ち竦む。

ゴールドに輝くシャンパンを一口含んで喉に流す

シュワシュワして何だか不思議な味がした。

…でも嫌いじゃないかな

慣れないヒールで会場を適当にブラブラ歩く。

途中で見つけたバーカウンターに座って休憩をする

バーテンダーが注文を聞きながらグラスを丁寧に磨いていた

バー「ご注文は？」

もう少しで無くなりそうな私のグラスを見て声をかけてくる。

『あ、えーと…おすすめとかってありますか？』

バー「そうですね…カクテルでもどうですか？」

『カクテル？』

バー「ベースとなる酒に、他の酒やジュースなどを混ぜて作る混酒のことです」

…なんじゃそりゃ

全くわからん。

ジュースと混ざったお酒ってこと…か？

バー「ウィスキーベースのマンハッタンなどはいかがですか？」

マンハッタン？

『…それは美味しいですか？』

バー「別名「カクテルの女王」とまで呼ばれ、世界中で長く愛され続けているカクテルです」

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