AVENGERS my love to you アベンジャーズ＿＿私の愛を貴方に____

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腕の付け根もぴったり合うようになってる。

全く、いつの間に調べたんだろ。

『…付けるけど、あんまり見ないでね。』

トニ「何故？」

『とても醜いし、痛々しいから』

そう言ってゆっくりはめる。

ガシャン！

『っあ"！くっぅ……っ』

トニ「おい、大丈夫か？！」

電流が走るような弾ける痛みに絶句する

『っ、大丈夫だよ。

付け替えたりする時は結構痛いの。

…特に外す時は』

トニ「知らなかった…義足は無理に付け替え無くていい」

腕の痛みが無くなり、義手を見ると目を疑った。

銀色の輝きはなく、肌色の外装がついている

触り心地までも人の肌そっくりだ。

『これ、どうやったの？』

トニ「これにはナノテクを利用してみた。

これなら外装が剥がれても再生できる。

ドライバーも使わずに取り外し可能。」

『足にも同じものが？』

トニ「あぁ」

それはすごくありがたい。

ナノテクを使うなんて考えてもなかった事だった。

『…トニー、手伝ってくれない？』

トニ「何をだ？」

みなまで説明せずに私は義足の付け根にメスで切込みを入れた

トニ「何してる！」

外装を剥がしてドライバーを使って留め金を外した

『…あとは、引っ張るだけ。』

そう言えばトニーは察したように顔を歪ませた

トニ「おいまさか…」

『ごめん、外して。
どうせなら足もリニューアルしたいじゃん？』

トニーは何か言おうと口を開けたが閉じてため息を吐いた

トニ「…握ってろ」

手を差し出して来たのでゆっくり左手で握る

トニ「後で文句言うんじゃないぞ」

『分かってるよ』

私は布を口に突っ込んで歯を食いしばる

トニ「１、２の３で引き抜くからな」

『うん』

トニ「いくぞ」

しっかりトニーの手を握りしめる

トニ「1、2の」

ガシャン！

『っ！？！？！ヴアァァアァァッ！！』

トニ「…っ、3」

『くそっ！うっ、トニーの馬鹿！意地悪！！』

トニ「おい、口が悪いぞ？文句言うなって言ったじゃないか」

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