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手にはなんだろう。
細長いスーツケース。
『どうかした？』
トニーは妙に部屋を見渡す。
バレてるのか見つからないかヒヤヒヤする
トニ「…いや、なんでもない。君に見せたいものがあるんだ」
そう言って彼はスーツケースを机の上に置いて開いてみせる
中には左足の義足と右手の義手。
外装はされておらず、銀色に輝いていた。
『これ…』
トニ「さっきキャプテンと会ってね。
手合わせしたらしいな。
それで君の腕を壊してしまったと言ってきた」
『ぁ…』
口止めしとけばよかった…
トニ「それで、まだ渡す気じゃ無かったんだが…
仕方なく渡しに来た。
どんな感じに…」
不意にない腕を掴まれて外してしまったことを知られる
トニ「…何処やったんだ」
右の袖に詰まっているタオルを引き出されて聞かれる
『えっと…』
どうしよ
もう半分作っちゃったのに…
トニーはまた部屋を見渡してウロウロし始める
そしてクローゼットに向かっていき躊躇無く開いた
ガラガラッ！！
クローゼットからは部品や工具。
失敗したパーツが流れ出てくる。
トニ「やっぱりか…。完成したのか？」
『いや、まだ。あと組み立てが残ってる』
そう言えばトニーはベットのしたに手を突っ込んでボロボロの義手と新しい義手の部品を取り出した
『なんで知ってるの…』
トニ「直感だ。」
当たり前だろ？
とでも言うふうに答えてボロボロの義手と部品を見つめる
トニ「新しい義手もカーボンで作ろうとしたのか？」
『うん、軽いし』
トニ「だがすぐ壊れるぞ。」
『考えたけどすごく重いから…』
そう言うとトニーはスーツケースから義手を取り出して私に持たせた。
義手は片手で持てるほど軽く、金属のはずなのにカーボンより軽かった。
『これ…一体どうやって？』
トニ「僕は天才だぞ？ほら、付けてみろ」
『いや、ちょっと待って。外装が…』
トニ「それについても改良済みだ。」
早くつけろと言わんばかりに押し付けてくる。
『…分かった』
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ふーあ - M-tAntさん» はじめまして！コメントありがとうございます！喜んでいただけて光栄です。これからも亀ですが更新させていただくので気長に待って頂けると嬉しいです(^^) (2020年9月29日 22時) (
レス) id: 1f5870322c (このIDを非表示/違反報告)
M-tAnt(プロフ) - 初めまして、今日初めてこの作品を拝見しました！もちろん前作もバッチリ読んでいます。カラーリングの趣味が完全にアイアンマンや、に思わず吹き出してしまいましたw素晴らしい作品に出会わせていただき有難うございます (2020年9月16日 18時) (レス) id: 916efa1534 (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - hideさん» コメントありがとうございます！分かります笑私も書いていてこの2人可愛いかよ笑笑ってなります爆笑これから2人のいちゃコラ生活が始まるので楽しみにしててください！応援ありがとうございます！！！ (2019年11月1日 1時) (レス) id: 79c7efff2c (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - Kurkura2Kurkuraさん» コメントありがとうございます！そこまで言ってくれてとても嬉しいですっ！！これからも不定期ですがしっかり投稿していきたいと思ってるので楽しみに待っていてくださいっ！！！！ (2019年11月1日 1時) (レス) id: 79c7efff2c (このIDを非表示/違反報告)
hide(プロフ) - めちゃくちゃ二人とも可愛いです！もっといちゃコラしてほしいです,,,,,,wこれからも頑張ってください！ (2019年10月28日 16時) (レス) id: c046e8b462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふーあ | 作成日時：2019年8月9日 16時
