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そう…
分かってるのに
そう思っていた方が傷つかないですむのに
私は何故か出来ない。
そんなこと思いたくないって叫んでる自分がいる。
これ以上苦しい思いはしたくないのに…
彼から離れるのが怖い
1人は…嫌だ。
子供のように声を抑えて泣く
時折漏れる嗚咽が部屋で静かに広がる
彼が起きないか心配だったが問題無さそうだ。
そんな彼には悪いと思ったが、毛布の中に潜り込んでそっと擦り寄り、腕枕をされる状態で横になる
トニ「ん、なんだ？」
流石に起きてしまったか。
トニーはまだ眠いみたいで目を瞑りながら声をかける
『ごめん、一緒に寝たくて…迷惑だった？』
なるべく泣いたのをバレないように明るい声で聞いた
トニ「そうか、悪くない」
彼は目を瞑ったまま、眠そうな声で答えた
暖かい温度に心も暖められる。
ギュッと抱きしめて彼のTシャツに顔を埋める
少し薄くなった柔軟剤と香水の匂い
2、3日風呂も入っていなかったんだろう
男らしい汗の匂いも強かった
汗と言っても別にくさくないし、むしろ香水よりこの香りの方が安心できた。
トニ「抱き締めるのはまた今度にしてくれ。風呂に入ってない」
『全然、気にならないから。このままがいい』
トニーは引き剥がそうとしたが、無理矢理しがみついて抵抗した。
トニ「気を使われるのはいい気分じゃない」
『…私だってそうだよ』
トニ「まだ何か思い詰めてるのか？」
『大丈夫。』
トニ「答えになってない」
『…』
…私はここにいるべきなのかな？
これを言おうか迷っている。
彼のことだからきっと優しい言葉を掛けてくる。
でもそれは答えじゃない。
それに彼は私のせいで酷く疲れてる。
これ以上迷惑かけたくないし、だいたい彼は私の監視役兼おもりにすぎない。
もっと上の人間が私を必要ないと判断すれば簡単に追い出されるだろう
言ったりしても無駄でしか無い。
話を変えよう。
『週間前にねキャプテンと会ったんだ。』
キャプテンの話を出した理由は大してない。
ただのその場しのぎ
いきなりキャプテンの名前が出てきた事に驚いたのか少しピクリと肩が震えたトニー
トニ「それで？」
『みんな私の事心配してるから1度挨拶に来て欲しいって』
トニ「はぁ…なんだそんな事か？いちいち僕に聞かなくていい。君の好きなようにしろ」
トニーは安心したようにため息を着いて瞼を閉じた
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ふーあ - M-tAntさん» はじめまして！コメントありがとうございます！喜んでいただけて光栄です。これからも亀ですが更新させていただくので気長に待って頂けると嬉しいです(^^) (2020年9月29日 22時) (
レス) id: 1f5870322c (このIDを非表示/違反報告)
M-tAnt(プロフ) - 初めまして、今日初めてこの作品を拝見しました！もちろん前作もバッチリ読んでいます。カラーリングの趣味が完全にアイアンマンや、に思わず吹き出してしまいましたw素晴らしい作品に出会わせていただき有難うございます (2020年9月16日 18時) (レス) id: 916efa1534 (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - hideさん» コメントありがとうございます！分かります笑私も書いていてこの2人可愛いかよ笑笑ってなります爆笑これから2人のいちゃコラ生活が始まるので楽しみにしててください！応援ありがとうございます！！！ (2019年11月1日 1時) (レス) id: 79c7efff2c (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ - Kurkura2Kurkuraさん» コメントありがとうございます！そこまで言ってくれてとても嬉しいですっ！！これからも不定期ですがしっかり投稿していきたいと思ってるので楽しみに待っていてくださいっ！！！！ (2019年11月1日 1時) (レス) id: 79c7efff2c (このIDを非表示/違反報告)
hide(プロフ) - めちゃくちゃ二人とも可愛いです！もっといちゃコラしてほしいです,,,,,,wこれからも頑張ってください！ (2019年10月28日 16時) (レス) id: c046e8b462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふーあ | 作成日時：2019年8月9日 16時
