特等席 ページ25
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ジス『Aごめん、オンマからの呼び出しきた...』
『また?何したの?』
ジス『多分、前にあった成績の事だと思う。うちの家族、みんな大学行ってるから私も行かなきゃ行けなくてさ。少し下がっただけなのに』
『大変だ、いいよ行っておいでよ。』
ジス『本当?ごめんねありがとう!』
『ちょッ、苦しい、、!』
ジス『ん〜、Aサランヘヨ〜!!』
タピオカ屋さんから韓国料理屋さんに変更して向かっていたら、ジスがお母さんからの呼び出しを食らった。
学歴社会の韓国だから仕方ないことだけど、みんな勉強勉強って嫌にならないのかね。
ソウル市内でジスと別れ何もすることが無くなった私は、1人でポツンと佇む。
「どうしよっか。」
まだ寮に帰る時間には早いし、1人で韓国料理屋さんに行くのもまだ勇気がいる。だから、私が韓国で一人で行ける店と言ったら、、
「ここしかないよね〜・・」
比較的まだ明るい時間だから、店の外から中を覗けば、ちらほらと人が座っていた。
扉を開ければカウンターキッチンに立っていた伯父さんと目が合い、目配せして私は席を探す。
・・・・あ、あそこ空いてる。
1週間前に例のお客さんが座っていたカウンターキッチンから1番遠い席。
「・・・・この席、いいかも」
お店全体を見渡せる席。
これから例のお客さんがいない時はこの席に座ろうかな。
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シラス(プロフ) - わんださん» ありがとうございますm(*_ _)m そう言って頂けると更新する励みになります!!これからもこの作品をよろしくお願いします♪ (2021年3月28日 17時) (レス) id: 7e18d336c1 (このIDを非表示/違反報告)
わんだ - ジンペンの友達にすすめられてこの作品を見たんですが、ユンギペンの私もどはまりしました!更新頑張ってください! (2021年3月28日 16時) (レス) id: fa31baac46 (このIDを非表示/違反報告)
シラス(プロフ) - わんださん» わんださん、ありがとうございます! (2021年3月15日 20時) (レス) id: 7e18d336c1 (このIDを非表示/違反報告)
わんだ - この作品最高ですね! (2021年3月15日 15時) (レス) id: 7c674b63ad (このIDを非表示/違反報告)
シラス(プロフ) - 雨子さん» はじめまして!!この作品に出会って下さりありがとうございます!!ずっと前から考えていて、自分の中で今やっと最後まで物語を構成することが出来ました。長くなりそうなので、気長に呼んでくだされば嬉しいです! (2021年2月2日 21時) (レス) id: 7e18d336c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シラス | 作者ホームページ:http://yfuyguiko@hytcg
作成日時:2021年1月28日 14時