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9、『物』 ページ11
「で、どうやればいいんですか？」
私はこれからこのスリーピーアッシュさんと契約するんです！どうなるんだろ？
「まず、
「物？」
「まーつまり、オレに何かくれれば良いわけだ…。」
何かか…大きい物あげてもスリーピーアッシュさんが困るだけだし…あと、繋がりを表すのなら、身につけられる物の方がいいのかな…。
………………あ。
「じゃあ、これはどうかな？」
そう言いながら私が出したのは、兄さんからもらった使い道のないチョーカー。
首輪みたいでかっこよくないかな？
「…猫用の首輪かよ。」
へ？猫？
あ、そーいえばさっき猫になれるようなこと言ってたな…。
文句(？)をいいながらも、スリーピーアッシュさんは首にチョーカーを着けてくれた。何？ツンデレ？
「これだけですか？」
「いやそんな訳ねーだろ…。
次は…
オレに名前をつけろ。」
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作者名：うましか三平 | 作成日時：2017年7月27日 20時
