39、武器の気持ち ページ41
真昼side
「…くっ…。」
強い…！
クロもかなり疲れている。
前はリヒトさん達がヒガンを倒してくれたから知らなかったけど、こんなに強いなんて…
御園もいるけど、リリィは
「このままだと…撤退するしか…。」
御園はそう言ってるけど、何か方法は…
その時だった。
「城田くん、遅くなってごめん！」
後ろから、聞き覚えのある声。
振り向くと……
黒い絨毯に乗った、鈴原さんとAがいた。
まさか…
「…鈴原さんの
「その通り！」
そう言いながら、二人は絨毯から降りた。
「いくよ！A！」
「…うん！」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鈴原side
…決まった。セリフも登場の仕方も。
「クロは下がってていいよ。」
「……おう。」
あ、一人で内心はしゃいでたら、Aにいい所取られた。くそぅ。
ま、そんなことは今はどうでもよくて…この赤髪のおじさんを倒さなきゃ。
とは言っても、私の
だから…
「A、お願い。」
「了解。」
すると、Aは空に飛び上がった。そして、手に弓矢を出す。
「鈴原さん、Aの武器って、あの弓矢だよな…。大丈夫なのか？」
うーん…
「Aの武器は…弓矢、じゃ、無いかな…。」
そんなことを話してる時、Aの後ろに大量の板が出てきた。
あれは、鏡だ。
Aは全ての鏡に弓矢を映すと…１つの鏡につき１本、それが大量にあるから…無数の矢が出てきた。
Aはそれらの矢をおじさんの方へ向け…
「
その言葉と共に、全ての矢が発射された。
そして、全てがそのままおじさんを貫いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うましか三平 | 作成日時：2017年6月1日 17時
