私は9人目のサーヴァンプ…の、はず… (ページ34)

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32、試す気持ちページ34

はい、さっき鏡に叩きつけられた鈴原です。
いや、どうしてこんなに冷静なんだろ…？

で、状況を説明すると…
その鏡が実は回転扉で、そこから先にある博士(ドクトル)の実験室で、なぜか身体検査っぽいのを受けてます。

…伝わったかな？(A「誰に？」

「じゃなくて、博士(ドクトル)！私じ
ゃなくてAを見て欲しいんですけど…！」

「うるさい、髪の毛貰うね。」

はい、スルー(^q^)/

こうなったら、自分から聞いてみよう…！

「あの、博士(ドクトル)はAがどうしてこうなったのか分かりますか？」

すると、博士(ドクトル)はこっちを向いた。よかった、反応してくれた…。

「そうなった『怠惰』も前に来たけど…。原因は
分からないね。」

そっか…分からないのか…。

「あ、お茶飲む？」

「あ、どうも…。」

見た目の割に気が利く人なんだ…。(ひどい

「この店甘味料だけでいろいろ種類あってね。
君もいる？」

「あ、いえ…結構です…。」

お茶に砂糖とか正気じゃないでしょ…。
とか考えながらお茶を飲んだ。

お茶、の、はずだった。

途端、視界が眩み、私は床に倒れた。

「…それの正しい対処法は分からない。でも、あ
きらめる訳じゃない。
サーヴァンプの異常の時に必ず現れるのは、
『サーヴァンプが主人(イヴ)である人間を取り込む。』ことだ。
そしてその方法はすでにある！
俺が過去に確立した！
あぁああぁあ、幻の『9番目』で試せるとは
思わなかった！
グッドラック！『懐疑』の主人(イヴ)！」

そうして、私の意識は薄れていった…。