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3、目覚めた少女 ページ3
夢主side
……あれ、ここはどこだろう？
気付いたら私は、ベッドの上で横になっていた。
ええと、私は、さっきまで…
そうだ、男の子に追いかけられて…それで怖くなって逃げたんだった。
で、ここはどこなんだろう…？
「お、目覚めたんだ。」
突然、近くからそんな声が聞こえた。
その声がした方を向いてみると…
さっきまで私を追いかけていた男の子が立っていた。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ！」
私はビックリして、思わず叫んでしまった。
「お、落ち着けって！」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ不審者ぁぁぁぁぁぁぁ。」
「不審者じゃねぇ！」
「じゃ、じゃあ何者なんですか…？」
ほぼパニック状態で私は聞いてみる。
「空腹(？)で倒れたお前を助けたんだよ！」
「え…？」
助けた…って私を？
「あ、ありがとうございます…。」
「いいって、いいって。
あ、腹減ってるだろ。さっき夕飯作ったんだ
けど、食べるか？」
「い、いや！そんなの悪いですよ！そもそもお
腹なんて空いてな…((ぐぅぅ〜〜←腹の音
……ごめんなさい。」
「…じゃあ、すぐ夕飯にするから、下に降りてく
れよな！」
「は、はい！」
こうして、彼は行ってしまった。
本当に大丈夫かな…？
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作者名：うましか三平 | 作成日時：2017年6月1日 17時
