16歳の親父。

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結局本当にうどんだけ買って帰ることにした。






帰りも3人で手繋いで帰る。





そしたら突然流星が耳元で呟いてくれた。






流「なぁ〜A〜2年前のスーパー行った帰り道にさ言うてへんかった？3人で競争しがら帰るとか」







名前で呼ばれたのなんて久しぶり。




ちょっとだけキュンときた。







「言ってたね〜笑笑懐かしい。本当に2人の間に小さい手があるもんね。」






流「競争せーへん？」





「笑笑良いよ！」





流「優剛？ママとパパと優剛で競争せーへん？」





優「きょうしょう？」





「誰が1番に家まで着くか。1番になった人にはママがご褒美あげるよ？」





優「ご褒美？」






「うん！優剛が好きなジュースあげる。」




優「やった〜！」





流「じゃあ行くで？よーいドン！」





3人一緒に走り出した。坂道なんだけど結構きついよ？優剛しんどくないのかな？









優「キャハハッ！アハッ！」






めっちゃ楽しんでるしいっか。






流「優剛もっと早く走らな！パパ勝っちゃうで？」





優「イヤイヤ〜キャハハッ！」





「はぁっパパもうしんどい！笑笑」






流「はぁっそうやな〜めっちゃきつい笑笑もうママリタイア？」







「やだよ〜！私もパパにご褒美もらわないとね！」







優剛が1番前で走ってる。






本当小さい子ってすごいよね。めっちゃ元気。





「優剛待って〜早いよ〜」






流「よっしゃ！俺本気出す！」





流星ガチじゃん！めっちゃ早いじゃん！！





流「パパ1位〜！ゴール！」






流星大人気ない！笑笑






優「優剛のジュース(；＿；)」





笑笑優剛本当に落ち込んでるし。




「ママ負けちゃった〜優剛すごいね！」





優「でもパパが1番なっちゃった。(；＿；)」







「パパ本当大人気ない！！2歳児に本気出すってバカじゃないの？」





流「えへへへっごめんって」





優「パパすきない。」






優剛のすきないは嫌いのこと。嫌いがまだ分かんないみたいですきの反対はすきない。笑笑







「ほらパパ嫌われちゃった！笑笑」





流「優剛ごめんって〜じゃあパパが後で高い高いするから許して！お願い？」





優「高い高い！やった！」






「良かったね笑笑」




流「笑笑後でママのご褒美もちょうだいな！」





「笑笑気が向いたらね」




流「え〜」








うーん？何あげよかな？笑笑

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