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ギャ「あ、寝ちまった！
しまったなーAにいろんなこと教えるって約束したのにな…」
貴「おはよギャンレル様」
ギャ「おはよ…なんか違和感あるなそれ…」
貴「俺は一応もうギャンレルさんの隊員であり部下だし」
ギャ「あれ"様"じゃなくなってるし」
貴「もっとお偉いさんになったらね〜」
ギャ「おいこらガキのくせに！！」
ギャンレルは悔しそうに言った
貴「それに昨日ギャンレルさん寝てたし」
ギャ「あっ…」
痛いとこつかれたような顔をするギャンレルさん
そして数週間、数ヶ月と時は流れていった
この頃からペレジア軍の中で俺を快く思わない奴らが出てきた
兵「なんであんなガキが…」
兵2「いっそやっちまうか？」
「あははははー！」
ギャ「おい」
兵2「ギャ…ギャンレルさん…」
ギャ「テメェらがそんな奴らだとは思わなかったぜ」
兵「すいませんもう二度とこんなこと言いません」
ギャ「奴はお前らより全然優れてんだよ
立場をわきまえろや」
兵「すいません！」
俺に対する妙な噂は次第になくなっていった
俺が大人たちに虐められそうになっても助けに来てくれた
ギャンレルからは兵士としての心得、魔法の知識、
状況を見極めるということ…
たくさんのことを学んだ…
そして剣に関してはもともとそれなりにできたがこの数ヶ月でとても上手くなった
ギャ「よし今日はこんなもんだろ！」
貴「はい！」
ギャンレルさんには命を救ってもらいしかも育ててももらった
兵士として、そして一人の人間として俺はギャンレルさんを目標にした
あれから10年の月日が流れた
おれは今年で18を迎えた
兵士としての活躍は戦場だけではない
政治の分野では今となっては俺よりできるやつなんてペレジアにはいなかった
そして今はかつての傲慢さはなくなりすっかり老人となった王の元で外交官をしている
ペレジアはもともと外交が苦手で周囲は敵だらけだった
俺はせめてペレジアに危機が訪れないよう各国と和睦を結びペレジアは過去にない平和を手に入れた
そして俺の目標ギャンレルさんは今は副将軍、いずれは王に即位するだろうと周りでも噂になっている
こんな世の中がずっと続けばいいと俺は思った
しかし滅びの運命への歯車は回り出そうとしていた…
あとがき
なんかギャンレルがいい人に！！
ペレジアでいい人あんまいないからこの人をいい人に変えてしまいました(笑)
これからもよろしくお願いします！
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8介 - ストーリーは最高なんですが、改行が多過ぎて少し台詞が読みにくいっす (2022年8月4日 15時) (
レス) @page20 id: 4746f97e86 (このIDを非表示/違反報告)
みんみんぜみ(プロフ) - コメントありがとうございます！ (2016年7月19日 22時) (レス) id: 5239e6d45b (このIDを非表示/違反報告)
#ブラック☆ - 主人公かっこいいです！これからも更新頑張って下さい！！ (2016年7月16日 0時) (レス) id: a43a3a6f99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみんぜみ | 作成日時：2015年3月15日 17時
