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クロムside
城に着くと一人の兵士が走ってきた
俺たちはとんでも無いことを聞かされた
兵士「聖王様が！！！
つい1時間程前に亡くなられました！」
嘘だろ…
父ちゃんまで、死んじゃったのか…
エメ「なぜ、こんな急に」
さすがの姉さんもとても動揺しているようだった
noside
葬儀はその夜に行われた
涙に包まれたイーリス城
たとえ民から嫌われていたとはいえ王を失えば悲しいしクロムやエメリナからすれば両親を失ったことになった…
翌日
クロムside
俺たちは王室でイーリスの猛将から知将まで重臣達で会議をおこなった
そのテーマは…
重臣「こんな時にあれですが次の聖王はどちらがやられるんですか？」
重臣2「ここは長男のクロム様に！」
重臣3「クロム様はまだ小さすぎます！
ここはエメリナ様に！」
重臣4「王女であるリズ様もそろそろ物心がつく頃…
聖王も早く決めなければ幼い彼女にも心の負担が出来てしまいます！」
そんな中姉さんが凛々しい声ではっきりと発言した
エメ「私はこのイーリスを平和で豊かな国にしたいです！
戦争のない…平和な国に…
クロムはまだ小さすぎます、この重荷に耐えられるわけがありません！
私が聖王となります！」
クロ「俺もそれでいいと思います…
俺はそんなに頭も良くないし政治のことも全然知らない…
だけど姉さんを支えていくことは出来る！」
そうして次の聖王は姉さんに決まった
エメ「私たちで創り上げるのです平和なイーリスを！！」
クロ「ああ！」
家臣「おおぉーーー！！」
強行政治の元聖王と打って変わって民の生活、そしてイーリスの平和を強く望んでいたエメリナの即位は民からも支持されイーリス王国は久しぶりの歓喜に沸くのであった
しかしその頃
ペレジア王「なに？
聖王が死んだだと！」
兵「は、昨日
そして次の聖王には長女エメリナが」
王「ほう…
前のと違ってエメリナは平和な世界を望むものだ…
どのみち和睦を申し込んでくるだろ」
兵「ではどうするのですか？」
王「そんなもの決まっている和睦して兵をもっ
と集めなければ今のイーリスには勝てん…
だから和睦を成立の前にできるだけイーリスから領土を奪うのだ！！
兵を出せこれより戦争を再開する！！！」
翌日ペレジアの大軍がイーリスとの国境を越え進行してきた
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8介 - ストーリーは最高なんですが、改行が多過ぎて少し台詞が読みにくいっす (2022年8月4日 15時) (
レス) @page20 id: 4746f97e86 (このIDを非表示/違反報告)
みんみんぜみ(プロフ) - コメントありがとうございます！ (2016年7月19日 22時) (レス) id: 5239e6d45b (このIDを非表示/違反報告)
#ブラック☆ - 主人公かっこいいです！これからも更新頑張って下さい！！ (2016年7月16日 0時) (レス) id: a43a3a6f99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみんぜみ | 作成日時：2015年3月15日 17時
