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過去編です





それはクロムとエメリナがイーリスとペレジアで停戦の条約を結びに来ている最中のこと


貴方side



クロ「今日も遊びに来たぜ!」

エメ「こら、まずはお邪魔しますでしょ?」


貴「入って入って!」



ここ数日毎日のようにクロムとエメリナさんは俺の家に遊びに来る



エメ「今日は魚釣りでしたっけ?」


クロ「あぁ!

Aと行くんだ!」


エメ「ならお昼ご飯は私が作っておきますね」


お昼?
そんなのさすがにお客さんに…


貴「いやいいよエメリナさん俺が作りますから」

エメ「いいんですよA

貴方はもう私の弟みたいなものです^^」


弟!?

貴「なんで俺が!?」


クロ「早く行こうぜ!!」

クロムはもう我慢できないみたいだ


貴「わかったよ…
エメリナさんじゃあお昼よろしくお願いします…
あと、食品は全て火を通してくださいね」


エメ「どうしてですか?」

貴「それは…」


クロ「早く行くぞ!!」

俺は言葉を発する前にクロムに連れられた

そのあとはクロムと釣りして



なんだかんだで結構楽しかったしお腹も空いてしまった

お昼どうしようかなと考えてた時


クロ「Aの料理もうまいけど姉さんの料理もうまいぞ!」

あぁ確か作るって言ってたっけ


貴「楽しみだな」





家に着くと机には三人分にしては多めの料理が並んでいた


貴「作りすぎなんじゃ…」


エメ「気合入りすぎて、、

ちゃんと火は通してあるから早くおたべ?」


俺は正直もう10年くらい他の人が作ったものを食べたことはなかった



最初は少し警戒したが目の前で美味しそうに食べるクロムを見てると無性に食べたくなった



貴「いただきます…」


エメ「召し上がれ^ ^」


貴「ぱく…


あ、うまい

美味しい!」

なんか不思議な感覚だがすごく質素な味なのに暖かさと優しさを感じる味に俺は自然と頬が上がる


エメ「えへへ

ちゃんとそーいう顔できるのね!

可愛い^ ^」



貴「いつも笑ってるわ!//

てか可愛い言うな///
それは女子に使うんだろ??」

クロ「でも少しお前女っぽいよな
家事洗濯料理全部できるし」


貴「クロムまで//

一人だから勝手にできるようになっただけで!」


なんか一人で焦ってると二人は笑顔で俺を見る






家族








俺に知らない感覚を与えてくれた二人









だから俺は









貴「あんたはクロムの姉さんで俺の姉さんでもあるんだ

血は繋がってなくても…



家族は絶対死なせない。」

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8介 - ストーリーは最高なんですが、改行が多過ぎて少し台詞が読みにくいっす (2022年8月4日 15時) (レス) @page20 id: 4746f97e86 (このIDを非表示/違反報告)
みんみんぜみ(プロフ) - コメントありがとうございます! (2016年7月19日 22時) (レス) id: 5239e6d45b (このIDを非表示/違反報告)
#ブラック☆ - 主人公かっこいいです!これからも更新頑張って下さい!! (2016年7月16日 0時) (レス) id: a43a3a6f99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みんみんぜみ | 作成日時:2015年3月15日 17時

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