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ルフレside




ク「俺は何があっても戦争はいけないことだと


思っている。


だがペレジアにはペレジアの考えがある。



彼らの家族だって何も知らずにイーリスの兵に


殺されたのだから。」




神妙な表情のクロムさん



ク「でも、それでも俺は姉さんを助けたいし


このイーリスを平和な国にしたい


だからどんなにこの世界が矛盾していても俺

は戦う。」




真剣に話すクロムさん

やっぱりこの人はものすごく大きなものを背負っている



ルフ「クロムさんの覚悟すごく伝わりました

私も微々たる力ですが

最後までクロムさんのためにこの剣を振るいま

す」



ク「あぁ…

すまない

本当にありがとう」



そう言うとクロムさんは安心したような表情で私を見た





ク「この国には聖王が


姉さんが必要なんだ!」









その時だった





?「その通りだよ」


そこには伝説英雄王マルスと名乗る男がいた


ク「お前どこから入ってきた!」



マ「少し塀に穴が空いていてね」



ク「あの穴か…」






クロムさんに聞くとそれは訓練で開けしまった穴らしい



マ「大丈夫だよ

あの穴の存在は僕しか知らない


それより大事な話があるんだ


聖王エメリナに迫る危機…」






危機!?




ク「どういう意味だ!

しかもそれをなぜお前が…」




マ「僕は未来を知っているんだ


聖王エメリナが暗殺される絶望の未来を」









ペレジアside
数時間前



貴方side




今は打倒エメリナのための作戦会議中だ





ギャ「暗殺??」



貴「はい

おそらく今晩は自警団はまだ王宮の中


今夜奇襲すれば大いに敵は崩れます


そしてファウダーなら魔法で剣使いの多い自警


団を圧倒できるでしょう」



ギャ「おめーにしては暗殺なんて珍しいな


いつでも戦場で正々堂々バカ真面目に戦うのが

お前のスタイルじゃねぇか」


貴「全てはギャンレル様とペレジア王国のため」






数分後

俺の作戦通りに部隊は王宮の方へ進軍し始めた









貴(これが最善の策


おそらくインバースはファウダーとの間に何か

しらの関係を持っているここでクロムたちが返

り討ちにすればエメリナ様は助かる



今のペレジアは戦争することしか頭にない


だからあのインバースとかいう女が実質的実権


を…





何も起こらないといいが…)









消えない不安が立ち込める中ファウダー率いるペレジア軍は王宮にたどり着いたという報告が入った

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8介 - ストーリーは最高なんですが、改行が多過ぎて少し台詞が読みにくいっす (2022年8月4日 15時) (レス) @page20 id: 4746f97e86 (このIDを非表示/違反報告)
みんみんぜみ(プロフ) - コメントありがとうございます! (2016年7月19日 22時) (レス) id: 5239e6d45b (このIDを非表示/違反報告)
#ブラック☆ - 主人公かっこいいです!これからも更新頑張って下さい!! (2016年7月16日 0時) (レス) id: a43a3a6f99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みんみんぜみ | 作成日時:2015年3月15日 17時

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