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その夜
クロムside
俺とAは結構遅くまで喋ったりふざけあったりして遊んでいた
ク「ふー疲れた…
なぁA次は何やる？」
貴「うーん…
クロムの家族のこと聞きたいな！」
家族のことか…
正直俺の家族は普通の家族らしいことなんてあまりしない
父は戦争に夢中で母は小さい時に死んだ
クロ「俺んちはそんな裕福じゃねぇしその辺にある感じだぜ」
笑顔なんてなかった…
俺を支えてくれるのはこの時姉さんしかいなかった
貴「ふーん」
Aは軽くそういって話題を変えてきた
そのあとも普通に他愛もない話をした
貴「そろそろねみぃー
電気消していいか？」
クロ「あぁおやすみ」
俺も結構眠かったから寝ることにした
翌日
眩しい…
貴「クロム起きて！
もう朝だよ」
クロ「あぁおはよう…」
俺は自分で起きるのが少し苦手だ
貴「朝ごはんは作ってあるから起きたらたべろよー」
そう無愛想に言い放ってAは部屋から出て行った
そういや俺は姉さん以外に起こされたのは初めてだった
Aは頼りになるし本当に兄さんができたみたいだった
それが嬉しくてすぐに脳も覚醒した
クロ「おはよう」
貴「おはようクロム早く食べてよ！」
クロ「うん
あむ……うん美味い…」
貴「お、本当か！
よかったよかった」
そういってAは笑った
それから4時間ぐらいたった後だった
貴「…どういう意味だ！？」
4時間前
エメリナside
城の中は大騒ぎだった
父「クロムはどこへ行ったのだ！
奴はいずれイーリスを強国へ導く剣士になるんだ！
まさかペレジアに誘拐されたんじゃないだろうな！！」
エメ「いえ、そんなことはないと思います…」
父「何を根拠に！！
おのれペレジアめ
兵を出せ！！ペレジアを叩く！！」
このままでは戦争がまた始まってしまう…
エメ「父上私に少し時間をください！」
父「あの村に行くのかエメリナよ！
それはならん王女まで誘拐されたらペレジアにイーリスを潰されかねん！！」
父はかなり取り乱していた…
そこで兵を準備する間の時間でわずかな兵とペガサス隊のみで状況確認という名目で兵を出した
目的はもちろんクロムの帰還
エメ(泊まるならちゃんと連絡しなさいな…)
長い道のりを超えあの村に到着した
エメ「ここです」
そして私は彼の家にノックした
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8介 - ストーリーは最高なんですが、改行が多過ぎて少し台詞が読みにくいっす (2022年8月4日 15時) (
レス) @page20 id: 4746f97e86 (このIDを非表示/違反報告)
みんみんぜみ(プロフ) - コメントありがとうございます！ (2016年7月19日 22時) (レス) id: 5239e6d45b (このIDを非表示/違反報告)
#ブラック☆ - 主人公かっこいいです！これからも更新頑張って下さい！！ (2016年7月16日 0時) (レス) id: a43a3a6f99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみんぜみ | 作成日時：2015年3月15日 17時
