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クロムside
俺と姉さんでAに会ってから2週間後
停戦は無事成立し俺はイーリス城へ戻ることになった
エメ「クロムまたあの村にいってくるの？」
クロ「あぁもう2週間も会ってないから会いに行きたいんだよ」
エメ「クロム…国境へは近づかないほうがいいわ」
クロ「なんでだよ！
ペレジアとはもう停戦してんだろなら…」
俺の言葉を止めて姉さんが
エメ「形としては停戦だけど父上も増兵しているしすぐ戦争になってしまう…
いつこの停戦が破棄されてもおかしくないわ」
クロ「く…！」
俺は姉さんが必死に止めてきたことに驚いたがそういうものなんだろうと納得してしまった
エメ「でもクロムがそこまで言うなら私はあなたの力になりたい
父上に話はつけておくから行って来なさい」
クロ「本当に！？
ありがと姉さん」
エメ「あんまり目立たないようにね
あなたは王子なんだから」
クロ「おう」
そうして俺はあの村に向かった
馬車に乗って川を船に乗って渡って
3時間の長旅で疲れたがAに会えると思うと疲れは吹き飛んだ
貴「おぉクロム！
城下に帰ったんでしょ？
会いに来てくれたんだ！」
俺はこいつには王子だとは言っていない
旅行でこの村にきたと嘘をついていた
クロ「おう
でも城下からこの村は遠いわ」
貴「だろうね俺も城下には一回しか行ったことないし…」
クロ「ペレジアに近いからな…」
俺はここが戦場になってたことを思い出した
貴「あぁ
でもここに住んでたおかげでクロムとも出会えたし俺はこの村好きだよ^^」
そう爽やかに笑うAに俺は安心した
Aはとても頼りになる
山に遊びに行った時も木登りが上手で池で魚も釣ってた
俺が疲れた時はおんぶもしてもらった
俺には姉さんがいるが兄さんはいない
だから俺より少し上のAが兄さんのように思えた
クロ「今日は久しぶり遊んだー」
そういって俺はAの家でくつろいでた
貴「今日は遅いし泊まってくか？」
クロ「本当に！？
すまないありがと！」
しかしこの選択が間違いだなんてこの頃の俺にはわからなかった
あとがき
いやーなんかクロムの小さい頃ってどんなんだったのか書いてて気になりました(笑)
ちっちゃいのに「すまない」っておかしいかな…
なんか所々変な気がします！
小説って難しいですね(^^;;
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8介 - ストーリーは最高なんですが、改行が多過ぎて少し台詞が読みにくいっす (2022年8月4日 15時) (
レス) @page20 id: 4746f97e86 (このIDを非表示/違反報告)
みんみんぜみ(プロフ) - コメントありがとうございます！ (2016年7月19日 22時) (レス) id: 5239e6d45b (このIDを非表示/違反報告)
#ブラック☆ - 主人公かっこいいです！これからも更新頑張って下さい！！ (2016年7月16日 0時) (レス) id: a43a3a6f99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみんぜみ | 作成日時：2015年3月15日 17時
