【文/ス/ト】シザンサスの花弁［1］

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太宰治 side




敦「えっ！？Aさん！？」



国木田「おい！Aどうした！！」




太宰「……寝てるね」




与謝野「寝てるだけだよ。Aはマフィアの所へ行ってたんだろう？疲れたんだよ」





寝てるというよりかは、気絶の方が正しい気もする。



今日は、沢山Aちゃんに驚かせれたよ。






まずは、Aちゃんが私を迎えに来たこと。



次に、中也とAちゃんが出会っていたこと。



そして、Aちゃんがポートマフィア内を迷わずに来れたこと。






太宰「Aちゃん、私はまだ君に聞いていないことが沢山あるよ」






彼女は、エリス嬢と中也と会ったんだろう。


エリス嬢と中也は初対面という感じで中也に接していた。



しかし、最後にエリス嬢の好きな店を云った。


それはまるで、エリス嬢と自分が一緒に行ってみたことがあるというような話し方だった。




そして、その店はよくポートマフィアの首領、森鴎外がよくエリス嬢の為に行っていた店だった。




そして、芥川くんと会ったときの殺気。



あれは間違いなく黒側の殺気。





Aちゃんの過去は、黒側。



私と同じだったのかもしれない。





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