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「しっかり！早くこっちへ！」
イスカさんが子供たちを避難させてくれている
おかげでエースが動けそうだ
『よし、俺が注意をそらすから、デュース頼んだぞ』
俺は正面からドロウ中将に向かっていく
『おらぁ！』
火を向けられ水蒸気が発生し視界がぼやけるがこれでいい
「引っこ抜いてやったぜ！ざまぁみろ！」
『エース！』
エースの拳はドロウ中将の顔面に叩き込まれそのまま燃え移る
「ぐわっ」
よし、これで終わるそう思った時ドロウは火を振り払い、エースの首を掴んで
『覇気使いかっ』
首を締め上げる力にエースも藻掻く
手の内にエースがいるので、こちらも安易には動けない…
「てめぇ程度じゃこの先通用しねぇ。楽しい楽しい海賊稼業に正義の引導をくれてやるよ」
「子供を巻き込むやつに……正義とか、言われたく…ねぇな……！」
エースが苦しげに言う
「勘違いするなよ。俺が子供を巻き込んだんじゃねぇ。子供を巻き込んだのはお前なんだエース。海賊がいるからこうなっているんだ！
お前がいたから、お前が生きていたから。お前は生きてちゃいけねぇんだ。存在しているだけで多くの罪のない人々が怯えて暮らす。それを自覚しろ」
エースはその言葉に押し黙ったが俺の中で何かが切れた気がした
ゆらゆらと俺は近づく
その間にもまだドロウは続ける
「お前さえ居なければ、誰も不幸にはならねぇ！海賊さえ居なければ俺がこうして火を放って回る必要もなくなるんだ」
こんな……こんな奴が……
「中将……嘘、ですよね。だって、あの時、助けて……くれた……」
イスカさん……
「目の前に気づ付いた子供が倒れていりゃあ、助けるさ。おれぁ、正義の味方だからな」
「私の、両腕は…」
「イスカ少尉？何を言っている、正義のためなら多少の犠牲は━━━━━『おまえ、もう黙れよ』貴様っ！」
俺はドロウがいい切る前に最初に切り取った燃料を頭からぶっかける
『エース、燃え尽きるのは、ちとはえぇぜ』
エースは応えるように燃え、ドロウの身を包む
隙を見てエースが離れる
「ぐっ、くそ……」
「覇気が使えるあんたには、俺の炎が効かないかもしれない。けどな━━━━怒りの炎だけは、覇気じゃあ消せねぇ」
拳と拳の応酬
ドロウはエースを見くびりすぎていた
「ありえん……なぜ…貴様が覇気を使ってるんだぁああ！」
「さぁな……知るかよっ！」
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FS(プロフ) - あいにゃさん» わ！すみません！少尉で合ってます！読み間違えてました！ (2022年10月28日 15時) (
レス) id: 46d612965a (このIDを非表示/違反報告)
あいにゃ(プロフ) - 少尉ではなく少将なんですか？小説見てなくて分からないんですけど調べた限り少尉って出てくるので気になりました！ (2022年10月28日 15時) (レス) @page10 id: 81a8b41ab6 (このIDを非表示/違反報告)
FS(プロフ) - すみません気付かずに…ご指摘ありがとうございます。 (2022年10月20日 20時) (レス) id: 46d612965a (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オ，リフラ立ってますよ｡ルール違反なので外して下さい｡ (2022年10月20日 18時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
葵, それじゃ ,(プロフ) - オlリlフlラついてますよ (2022年10月20日 18時) (レス) id: e171789842 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：FS | 作成日時：2022年10月20日 9時
