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「私には、お前が悪人には思えないんだ……」
焦るデュースとイスカさんの会話を黙って聞くエース
イスカさんもここ最近のやり合いで気付いていた、どんなに懸賞金をかけられようとエースという人間性に
面倒みのいいイスカさんだ、きっと推薦して海兵に……もしくは七武海にでもなれるようにしてくれるのだろう
だが、どんな条件を出されようとそんなもの結果はおなじだ
俺はどうせ無駄だろうと、話を聞きながらエースとは反対の外に目を向けていた
ガチャリ……ん？
なんの音だ？と音の方に目を向けるとさっきまで黙っていたエースが「なぁ、開いちまったんだが……」と困ったようにこっちを向く
……いや、何してんのお前
呆れかえる俺と先程とは別の意味で焦るデュース
「し、閉めろよっ！危ねぇから！」
「いや、腹減ってきたから先に降りるわ」
え？と顔を上げるとエースはこちらを見ていて、な？と言ってくる
『あ、あぁ……うおっ！』
いきなり話を振られて焦った俺を返事なんて聞いてないとばかりに腕を掴み立ち上がらせられたと思いきや抱き上げられる
お姫様抱っこと言うやつだ……
「しっかり掴まっとけよ」
飛び降りようと身を乗り出す
「待て。まだ返事を貰ってないぞ」
動じず座ったままのイスカさんはじっとエースの背中を見ていた
サングラス越しに目が合う
「海賊やめて海兵……か、それは出来ねぇ相談だ」
「またな、イスカ」少しだけ振り返り、俺を抱く力を強め飛び降りた
あんな高さから？！と思うが、常人では無い分問題なく下に着く
むしろ、残してきたデュースの方が心配なくらいだ
「お前のいる海兵も悪くはねぇけどな、わりぃな」
さっきの話を断ったことを気にしたのか俺を下ろしながらそんなことを言うエース
『何を今更、俺は別にエースと海兵してぇとは思ってねぇよ』
「だよなっ、よしゃ行くぞ飯！」
元気に歩き始めるエースを追いかける
また食うのかよと底なしの胃袋に呆れるのももう何度目だろうか
前を向いて歩きながら俺のほうに左手を出してくる
俺はその手を取り横に並ぶ
エースは海賊で俺は海兵でもあるが、こうやって俺たちは変わらず居たいなと思った
『なぁ、グラセン？食いてぇ』
「俺も！！」ﾆｯ
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FS(プロフ) - あいにゃさん» わ！すみません！少尉で合ってます！読み間違えてました！ (2022年10月28日 15時) (
レス) id: 46d612965a (このIDを非表示/違反報告)
あいにゃ(プロフ) - 少尉ではなく少将なんですか？小説見てなくて分からないんですけど調べた限り少尉って出てくるので気になりました！ (2022年10月28日 15時) (レス) @page10 id: 81a8b41ab6 (このIDを非表示/違反報告)
FS(プロフ) - すみません気付かずに…ご指摘ありがとうございます。 (2022年10月20日 20時) (レス) id: 46d612965a (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オ，リフラ立ってますよ｡ルール違反なので外して下さい｡ (2022年10月20日 18時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
葵, それじゃ ,(プロフ) - オlリlフlラついてますよ (2022年10月20日 18時) (レス) id: e171789842 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：FS | 作成日時：2022年10月20日 9時
