野郎のスリーサイズを聞いても絶対に萌えない自信がある。 ページ7
............
...
「A殿、一つ、お聞きしてもよろしいか？」
「えっと、お付の人、」
「あ、自分、
「蓮さん。どうぞ。」
「貴方は何者ですか？友好関係を持つなら、知っておきたいので、」
「ああ、さっきも言いましたが、今は唯の在野です。」
「あ、いえ、そうではなくて、」
「強さについて聞きたいなら、諦めてほしい。少しばかり特殊な鍛え方をされててね。」
「そうですか、」
「...まぁ、アンタのその武器で、このゲス野郎に勝ちたいって言うなら、口出しはできる。蘭殿から許可が貰えれば、ですが。」
「良いですよ。蓮。流石に、最近の彼の行動には目を見張るものがありました。貴方が本格的に上に上がってくれれば、私も安心できます。」
「姫様...」
「...決まりだな。じゃ本題だ。俺はこっからは部外者だ。」
「すまない。」
「いや、謝るのはコチラだ。では、」
俺は、明帝国の軍勢を後に、指定されていた宿泊先へと戻った。
────
「つまり、君は何の情報も貰わないで、追い返した訳なんだね？」
「い、いやぁ、あははは、」
「はぁ、良いよ、明帝国なら知り合いも居るし、その辺に行ったら聞いてみるよ。」
「悪いな、グレイル、俺も少し(狩りで)イラついてた。頭を冷やそう。」
「そうだね、まずは、もう一つの問題を片付けようか、それにしても君の行く先々は、まぁ、色々と起こるよね。」
「それについては、俺にも分からない。主人公補正じゃない？」
「で、この白いのは何？」
キュプー♪
パップ♪パップ♪
「式神にしては意思を持ち過ぎだし、憑依にしては、あまりにもお粗末だよ。」
「さぁ、あの女児と一緒に落ちてた。」
「言い方ｯ！！」
「そういえば、グレイル、一つ聞いていいか？」
「僕のスリーサイズと未来史の事以外なら良いよ。」
「いや、別に野郎のスリーサイズとか興味無いし、未来史とか意味無いだろ。もう、人格の記憶に残ってんだから。」
「なら、何だい？」
「いや、銃って何処まで流行ってんのかなって、」
「あ、見たんだ。」
「海賊が、持ってた。」
「んー、アレはね、そこまで有名じゃないよ。」
「ん？そうなのか？海賊共が使ってたから、てっきり、」
「多分、生産国が量産に成功してその試販売だと思うよ。貿易船から奪ったんだろうね。」
「俺達もやるか？」
「やめておいた方が良いよ。」
死因て調べたら試飲て出てきて笑ってしまった→←肉体って極めたら刃とか通らないのかな？
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作者名：ノウス | 作成日時：2019年6月1日 23時
