泣ける話が描きたい ページ49
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...
Aの放った魔力は多くの人達を惑わせた。
ガルド帝国
「あんた誰？っと言うか、お腹空いたなぁ。」
「え？それよりも、見ました！？今の！！」
「え？あぁ、うん、多分Aだよ。大抵、よく分かんない事するの彼だけだから。」
っと言いながら朝食のパンを食べるスイレン。
寝起きである。
────
ライハット
「なんだ？今の魔力！！」
「また派手にやってるねぇ〜」
「もしかして、奴か？」
「十中八九そうだろうね、彼、意外とこういう命のやり取り好きだから。自分の師匠を呼ぶ為の行為だろうね。余程、信頼してるか、それとも誰を相手しても大丈夫なんだろうね。話し合いで解決するならね。」
────
ある村
「おぉぉぉおおぉぉ！！神よ！我が祈りを聞き届けて下さいましたか！！」
「何！アイツ！本当に神の雷を呼びやがった！」
「しかも、帝国の場所からだぞ！コレは一悶着ありそうだな。。」
────
「カッ！この魔力、前よりもハッキリ分かるぜ！」
「...うん...かなりの…量。」
「カカッ！クロノスがやったか？それとも、何処かの弟子か、どっちにしろ、行くぞ！あの女に、先越されしまう！アイツは、十二王の中で一番、感知能力が高いんだ！移動スピードもダントツなんだ！行くぞ！今度は邪魔されないようにな！」
「...私も..行く。」
「方角だと、あぁ、ガルド帝国だな。」
「...やっぱり..やめる。」
「何でだよ！」
「遠い。」
────
「ん？何だ？」
「どうかなさいましたか？」
「あ、サーシャさん。いえ、何か大きな魔力を感じたので気になってしまって。」
「お兄ちゃん。」
「ん？何だい？エイラ。」
「コレ、お兄ちゃんの。」
「ん？？？」
「ハディエス様、エイラ様には恐らく、A様の魔力。だと言いたいのではないでしょうか？」
「...凄いな、ここまで届く魔力を持ったAもそうだが、それを察知できるエイラも。(守らないと。)」
────
「ん？祭りか？」
一筋の光に気がついた女はよっこらしょっと言った風に立ち上がった。
「ん〜！！最近、張り合い無いからなぁ〜せめて、魔力とか
女は人気のない洞窟で独り言を言っていた。
女はブラブラと準備運動を始め、クラウチングスタートの構えをとった。
だが、それを知っている訳ではなく、彼女にとっての最適がコレだからやっている。野生児であった。
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作者名：ノウス | 作成日時：2019年6月1日 23時
