食べようと思って買ったのに忘れる時もある ページ40
............
...
「そ、それよりも、よろしく、僕はゲイツ、弓兵だ。」
ほぅ？兵を名乗るならそれなりの働きを期待する。
「アタイは、武闘家のエリン！よろしくぅ！」
武を名乗るか？なら、お手並み拝見だな。
「俺はメイジのタクヤだ！」
そうか、良いお菓子と、ジャニー系の踊りを期待する。
「そして、私がヒーラーのユキナ！」
「ﾁｯ、ポンコツヒーラーが！自信があるのは胸だけだろ？」
「私にだけ反応！？私だけ貶されてる！？そして、私の胸は普通だよ！」
ﾎﾞｲﾝｯ
おい！誰だ！今、
「じゃ、何か？エリンの胸は異常なまでに、男に見えるくらい小さいと？」
「何も、そこまでは、」
「ちょっと！どういう事！説明しなさい！ユキナ！」
「え、えぇ！！」
「まぁ、まぁ、2人とも落ち着いて、」
「そうですよ。」
「そうだぞ！落ち着け！死ぬぞ！」
「誰のせいだと！」
「お前のせいだ！」
「えぇ..」
「所で、あなたは？」
「黙れ小僧！馴れ馴れしくするな！」
「え...」
「ま、まぁ、コレから一緒にゴブリン退治する訳ですし、」
「は？そんな装備で？」
「そんな...装備？こ、コレ、結構なお金したんですよ？」
「は？洞窟だぞ？そんなくらい所で弓兵なんて、役に立つか！アホ！」
「あ、あほ。」
「それに、メイジ！お前、無詠唱できるのか？武闘家！毒対策と武器対策は？ヒーラー！！」
「...」
「帰れ！」
「えぇー！私だけ！？何かアドバイスとかないんですか！！」
「そもそも、回復自体各自でやる物だ！ヒーラーなど、タダの肉壁修繕屋でしかない！以上！」
「じゃ、貴方は何なんですか！」
「俺は傭兵だ！必要な物さえ積まれれば何でもやる！そして、冒険者の依頼は今日のコレで最後だ。」
「最後？引退とかですか？」
「違う。俺h((ﾋｭﾝｯ」
ｽｯ
ﾋﾞﾝｯ
「なっ！矢？何処から！」
ｶﾁｬｯ
ﾊﾞｫﾝ！！！
「ﾌﾟｷﾞｬｧ!!」
ﾄｻｯ
ｶﾁｬｯ
「今度はヒーラーだけには言わない。全員に言う。『帰れ』」
「じゃ、貴方は一人で行ってください。私達だけで行きます。」
「そうか、魔法使い、頑張れよ？殺されそうでも、助けないからな？」
「なら、僕が助けよう！」
「
「君は？」
「...」
「何処に行くんだい？」
ﾄｽﾝｯ
「見学だ。お前らの様子を此処で見させてもらう。」
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作者名：ノウス | 作成日時：2019年6月1日 23時
