天才の考えは凡人には分からないが天才もまた同じ ページ38
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...
二日目
もう、やめて、イノシシ被害『イノシシ捕獲により『達成』』
依頼リスト
『残り69個』
よし、捕獲と採取は終わったな。一旦、戻って報告だ。
────
「達成した。計算してくれ。」
「...ぁ..ああ。」
「まだ、あるんだ。さっさとしてくれ。」
「あ！はい！ただいま！」
ざわ・・・
ま、流石に、うるさくなるだろうよ。
こんなに、持ってきちまったんだからよ。
「なぁ、坊主、コレ、お前が全部やったのか？」
「愚問だな。俺以外に誰がやる。こんなの、野草採取片手にできるだろう？」
すると、中の一人が、また、騒ぎ始める。
「うお！？コイツら、バリソン一派だ！！」
すると、ギルド内が更にざわめく。
そこまで、強くない。
水準が低過ぎる。この国ダメかも。
「また来る。今度は残り69個全ての依頼を達成してな。」
ｷﾞｨｨﾊﾞﾀﾝｯ
────
彼は、どれだけの修行をしたのだろう。
彼は、どれほどの苦痛を体験したのだろう。
彼は、何故、強いのだろう。
洞窟に放り込まれてから、そればかりを考えていた。
人攫いの後に聞いたら、
「そんなもん、『
っと答えていた。
正直、馬鹿なんじゃないか。と思った。
でも、クロノスさんに、聞いた事がある。
「ん？彼の強さ？見た限りでは、努力じゃないかな？一重には言えないけど、僕は彼の別々の十年を一度ずつ見てきたけど、彼は
彼は日常を努力とし、努力を修行としていた。
でも、彼は『まだ、足りない』そう言っていた。
決して、彼が足りない訳でないのだろう。
足りないのは、私達だ。彼の周りが足りない。
つまり、人類が弱すぎる。
だから、彼は国を世界を変えようとしているのだろう。
『そんなことをかんがえたらケツイがみなぎった。』
っとかならないだろうか。
っと、Aは考えながら残りの依頼を達成させていったのであった。
『達成』
『達成』
『達成』
乱獲ヤッホーイ！！！
──────
当の本人は、
「此処、目が見えなくても進める魔物が多いわね。消すのは気配だけじゃ、足りないかも、」
試行錯誤を強いられ、かなり苦戦中であった。
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作者名：ノウス | 作成日時：2019年6月1日 23時
