スクリュードライバーはネジ回しでは無くカクテル ページ33
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...
「アンタがボスか？」
「嗚呼、そうとも、この俺が！」
ﾄﾞﾝｯ
「レジスタンスのリーダー、バゼットだ！」
テーブルに足置くなよ。土足で。行儀悪いぞ。
「で？子供二人が何の用だ？」
「レジスタンスの作戦内容を聞きたい。口外はしない。ある程度は手伝う。この条件でどれだけやれる？」
「まずは、信用からだな。俺達は理由は違えど、この国を変えようって野郎共の集まりだ。今のお前に国を変えよって意思はあるか？」
「俺達は、この国の住民じゃないが、あまりにも酷いと思っている。それを変えるのは吝かではない。だが、変わった時と同時刻に破滅を招くとしたら、どうする？」
「何？」
「俺は占い師でもないし、怪しい教団とかの勧誘者でもない。一般の傭兵だ。金を貰えば、何でもやる。極々普通のな。」
「お茶とスクリュードライバーだ。」
「あ、どうも。」
「ありがとう♪」
「そんな、極々普通の傭兵に何が分かる。国の破滅だと？いきなり来て何を言い出すかと思えば。」
「信じるか、信じないかはお前次第だが。教えて欲しいなら銀貨10枚は下らない知識だ。それに、銀貨10枚で国の破滅を防げるんだ。安いもんだろ。」
「...少し時間をくれ。」
「良いよ？あ、マスター、茹で豆と白身魚のムニエル。」
「あ、じゃ、アタシ、チョコレートパフェ！！」
「...少し待ってろ。」
いや〜マスターの声良い声だな。低音ヴォイスとか憧れるねぇ〜。
──────
「分かった。聞こう。だが、ことの重要度に応じて話す量を変えるが、良いか？」
「結構だ。何故なら、お前は全部話さなくてはならない立場に置かれているからな。」
俺は、召喚陣の事、自立崩壊術式の事、吸血鬼の事を必要な所だけ話した。
「コレがその地図だ。黒が召喚陣、赤が崩壊術式だ。」
「...ファイル！」
「ハッ！此処に！」
天井裏に隠れていた彼も出てきてくれたようだ。良かった良かった。でも、黒いパーカーローブは脱いでくれないんだね？
「今すぐ、魔法陣が読める魔術師を連れてきてくれ、人数は問わない。」
「御意！」
ｼｭｯ!
「...この話が事実だと仮定すると、本当に全てを話さねばならなそうだな。」
「勿論、と言うか、当たり前だよ。」
「お待ちどう。茹で豆と白身魚のムニエル、嬢ちゃんは、チョコレートパフェ。」
「あざっす！」
「ありがとう♡」
ﾊﾑｯ
中々、淡白な味で美味しい！
オリーブオイルも程よく効いてる。
合法ロリでも限度がある→←夏は、お腹が冷えないように冷たい物を摂取しよう
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作者名：ノウス | 作成日時：2019年6月1日 23時
