クレジットカードのご利用は計画的に ページ25
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...
「厄介？面倒とかじゃなくて？」
「ああ、相手の殺し方、犯行のやり口を聞いてな。今の俺じゃ、敵わない相手かもしれない。」
「それってどんな化け物よ。」
「化け物と言うよりは、鬼だな。」
「鬼？」
「嗚呼、何よりも厄介な鬼だ。」
────
「ﾁｯ！！ハズレ、コイツも見た目だけ。コルセットか何かでギチギチに固めて体型誤魔化してやがった！コレステロール高め。ペペェｯ！！クソ不味い。おい！そっちは！」
「ねぇ、アンタさ。山賊みたいな喋り方。も〜少し改められないの？私まで変なのに見られちゃうじゃない！止めてよね！」
「...ﾁｯ、わぁったよ。で、どうなんだ？」
「ダメね。やっぱり、気に入った子じゃないと眷属にできないみたい。」
「お前が気に入るのって、どんなのだったんだ？もう、何十年も眷属にしてないだろう？」
「えっとね、魔力が多くて筋肉質な子がお気に入り。後、できればカッコイイ子〜」
「昔なら兎も角、今の御時世じゃ、絶滅危惧種もんだろ？諦めて別のにしたらどうだ？」
「ふえぇ〜嫌！！これ以外私の趣味に合わない〜」
「そう言って眷属、気に入らないって全員ぶっ殺したの何処の誰だっけ？」
ｼﾞｭﾊﾟｧﾝ!!
「何か言った？」
ﾌﾟｽﾌﾟｽｯ
「いぃ〜怖い怖い！ん？ありゃぁ〜何だ？」
「え？どれ？」
「こんな時間に人が？レジスタンス...じゃ、なさそうだな。コイツは、当たりか？」
────
ｼｭｯ
「寒いなぁ。あ、魔法使えるんだった。」
ｼｭﾎﾞｫ!!
無詠唱楽ぅ
「あ"あ"ぁ"ぁ"〜暖かい。もう、秋か。」
今、思った。屋根の上でやる事じゃねぇな。
「さて、どの国が、どう関わってんーのっかな〜。」
遠い国では無いな。
「おやおや、休んで余裕かましてるのが餓鬼だったとはな。」
見つかった。
っと言うナレーションが懐かしながらも響く。
「嗚呼、っクソ！此処で
「お？知ってるのか？俺達の事。」
「マジ？複数居るのか？もう、関わんないでよ。」
「そうもいかない。何せ、こちとら最近栄養がコレステロールに偏ってんだ。お前は、どうかな？」
「嫌、じゃな！」
ﾀﾞｯ
「はぁ、俺から逃げられる訳ねぇだろ、」
もう、だから嫌だって言ったんだよ。
「おらおら、もっと早く走れぇ！」
「着いて来んな！！祓うぞ！！」
「あ？やってみろ！」
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作者名：ノウス | 作成日時：2019年6月1日 23時
