ゲーム機のボタンで潰れると一番困るボタンは、ＬとＲ ページ22
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俺は銃弾と許可書を貰い、入国を許された。
出口の所では、スイレンが待っていてくれた。
「おう、待ってくれちゃってたの？やっさしいねぇ〜俺ちゃん涙ボロボロだよ。」
「別に、君なら出てくると思ったから、」
「何？ツンデレかい？ハハハッ、似合わねー」
「っ！うっさい！」
などと、スイレンをからかいつつ街を周回していく。
それと、かなり馴染んでくれたのか、やれあの店の何が可愛い！だの、やれあの店の服が見たいだの、やかましくなってきたので、小休止といこう。
「一応、宿を取ろう。買い物と食事はそれからだ。」
「アレ？でも、この辺りのお店って高いんじゃ...」
「誰も此処で取るって言ってないだろう。」
「え？」
「此処はこの国の表向きだ。陽の当たる貴族区から商業区だよ。俺らが宿を取るのは、その中間の生活区区から一般区だ。」
「結構詳しいのね。」
「大抵の国はそうだぞ？」
「そうなの？」
「ああ、でも、ネフィタリアとかは全くなかったな。もし、人が商品として並んでも人並みの生活が規則として保証されてる。」
「へぇ。」
「後、正直に言ってこの辺りの服とか宿がだせぇ。ハッキリ言って絶対泊まりたくない。」
「本音でもあまり言わない方が良いんじゃない？」
「何でだ？誰も侮辱してないぞ？俺は俺の感性を述べただけだ。」
「この国ではそれって侮辱罪になるんじゃない？」
「まぁ、ギリギリだがな？」
「やっぱり、」
「ほら、行くぞ。案外早く部屋が無くなるんだ。それと、経費の削減の為に同部屋で行くぞ。設定は姉弟だ。後、心配は無用だ。手は出さないし、俺は泊まると言う定義で街を夜間散策する。寝るとしても部屋のソファーで寝る。」
「徹底的過ぎない？貴方は動くんだし、私がソファーの方が、」
「いや、スイレンには後でやってもらいたい事があるから、それまで、休んでいて欲しい。」
「(寝なければやっていけない程のものをやらせようとしてるのかコイツは...)」
「取り敢えず、昼は冒険者に協力して金を稼ぐか、出張医をやって金稼ぎだな。夜は依頼を受けての調査か、最近騒ぎ始めたレジスタンスとかにも顔出ししてみようかと思う。」
「私はその間何をしろと？」
「出来ることをしよう。貴族に身売りとかの(Ｒ)指定が掛かるやつ以外。」
「もし、目を付けられたら？」
「俺が依頼を弄って暗殺するから安心しろ、一応その辺は朱雀と約束してるんだ。だから守ってやる安心しろ。」
規制音あるからって、やらしい訳じゃない→←空港の持検で引っかかるのは大抵、客が悪い
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作者名：ノウス | 作成日時：2019年6月1日 23時
