メディカルチェックは 定期的に ページ12
............
...
「アレ？そう言えば、グレイルさん、クロノスって名前でしたったけ？」
ｶﾞﾝｯ
「痛ｯー！！」
「ど阿呆、真名を隠してるに決まってるであろう！」
「え？？」
「此奴はな！黄道のトップの男だ。そう易々と真名を語ってどうする！」
「あっ！そっか！」
「こんなのが朱雀門の守護者とか、朱雀さん可哀想。」
「であろう？全くこの
「えへへっ、」
「褒めておらんわ。」
「え？！」
「で、四門の影響はどうなんだ？クロノス。もし均衡が崩れたとしたら世界的にはどんな影響がある。」
「最悪の場合は上下合わせて三つの大陸がぶつかり合って融合するだろうね。すると、その、ぶつかって融合される瞬間のエネルギー熱量の衝撃波で魔力の弱い者、基本水準でいくと、初級の魔法使い程度の魔力以下の人は100％死ぬ」
「は？」
「まぁ、聞いて、それは、最悪の場合だ。四割の確率で、建物だけが被害を受ける。その被害で死傷者は出るだろうけど、でも、大陸は一つになって、人間の水準は壊れるだろうね。何せ、魔族の大陸と、天人の大陸の原生生物がなだれ込んでくるからね、生態系も組み替えられて、冒険者が冒険をする暇なんて無くなるかもね。」
「かなりの惨状になるな。」
「ああ、もしも、他の生物同士の強制支配や、交配が進むと、あらゆる人種が危機的状況になるだろね。ま、僕らが協力的じゃなかったら、の話だけどね。」
「...残りの確率は？」
「これは、少し言いたくないな。いや、想像したくない。僕の知る中で君にとっての最悪だから。」
「なんだ？言えよ。」
「...分かった。君の中の君が一つになる。」
「............ん？」
「つまりね、君を含めた君の残りの三つの人格全てが君本人の人格と一つになる。」
「ええっと？つまり？」
「全く新しい君だけど、今意識のあるこの君ではなくなる。かもしれない。」
「もっと分かんなくなった！」
「簡単に直球に言おう！コレで分からなかったらもう良い！君自身の人格が完全に消滅して、記憶も人格も全て全く違う君が出来上がる。肉体以外は君は完全に死ぬ！分かった？」
「ＯＨ...ＯＫ、オッケー！つまりアレだろ？俺の概念自体が完全に消滅するんだろ？」
「そうだよ。」
「なら、バチこいだ。その為にアッチに行ったようなもんだからな。」
某カードゲームは、ペンデュ○ムから分かんなくなった。→←イタ電って最初、痛車の電話バージョンかと思った
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作者名：ノウス | 作成日時：2019年6月1日 23時
