平穏って知って…わかったもう君には聞かない！

目覚めまして、こんにちわでエラー ページ1

織田作は…どうなった？
両親は？福沢さんは何処？

そもそも、ここ何処よ？
家…ではないし、旅館でもないから
電車の事が最善の夢オチって結果は望めなそう…。

「よいしょっと」
ぶちぶちぶちッ

あ、点滴してたんだ。

起き上がる時、勢いをつけすぎたのか呆気なくとれた、点滴針や血圧計。心拍計。

「まぁ、いっか」←

心拍、血圧共に、エラーを引き起こしているのを横目に、棚にある２つのバックの中を見る。

１つはいつものショルダー筆箱。
作者(塵)が更新しないせいで忘れているかもしれないので説明すると、MONO消しが入っている奴だ。

もう１つはヴァリアー リングの入った旅行用バック。
ヴァリアー リングが８つ揃っている事にホッとする。

エラーが表示されて5秒後、サイレンが鳴り響く。
「？」

言わずもがな、Aの行方不明、又は死亡を知らせるサイレンだ。
そんな事は知らず、

自分の髪が金に戻っていることに、少しがっかりして
「また、左手だけか」
と声をこぼした。

サイレンが鳴って最初に入ってきたのは人では無く

ヒュッ

メスだった。
「？」
左手で受け止め、灰にした。

「久しぶりだね。Aちゃん」
「…うわ。と、私は心の中で思った。」
「思いっきり口に出してるよ！？」
「病み上がりに何するのさ。森先生」

サイレンから2分後の出来事である。

血塗れの白衣のその人は言葉を続けた。

「首領に隠居願ったのさ。さて、本題に…。」
「いいよ。」
「ん？」
「ポートマフィア。入れっていうんでしょ？いいよ。」


ー入ってあげるー

別に止めやしないけど→

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