キ ス の 意 味 っ て ((∞))

腕 に キ ス * ページ7

村上side


午後7:30。

人生初の合コンとやらに来ている。


…まあ人数合わせやけどな、


テーブルの端っこの方でチビチビと酒を呑みながら

ぼーっとしていると、


目の前にも同じような人が。



村上「あの、村上信五です、」


目の前の人は目を丸くしてこっちを見ている。


そりゃそうか、

いきなり名前言ったんやもんな、笑


A「あ、えと、天野Aです、」


戸惑いながらも返してくれた。


ﾄｸﾝと胸が高鳴った気がした。


特別に可愛いわけではないけど、



直感的に、"可愛い"って思った。



でも、眼鏡だしおさげだし、正直に言うと


冴えない方の部類に入るんやないかな、





そこからいろいろ年齢とか言い合い、


相手も人数合わせだということがわかった。


年齢は俺と同じで23歳。




話す度に胸が高鳴るのは、

お酒が回ってるからなのか、


それとも___






時間が経ってそろそろ解散というとき、


家の方向が同じだったから一緒に帰ることに。




俺より背が低くて、

微妙な距離を保とうとしている君が


可愛く見えた。



A「あ、私こっちだから…」


村上「待って、」


バイバイ、って言いかけた君の言葉を遮る。



村上「俺、Aちゃんに一目惚れしたみたい、」


A「…はい?」




村上「んは、また逢おうな、」



俺はそう言い、


Aちゃんの腕に触れるか触れないかぐらいの


キスを落とした。



まるで、儚いものを扱うかのように。



案の定、Aちゃんの顔は真っ赤。




あー、合コン参加してよかったわぁ、笑




村上((腕にキス…宣戦布告やな、))





レン ボ[恋慕]

恋い慕うこと。



⋆｡˚✩

ひなちゃんキャラ崩壊。(´-ι_-｀)

ごめんなさい。(´-ι_-｀)

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