キ ス の 意 味 っ て ((∞))

手 首 に キ ス * ページ16

大倉side


俺とAは幼馴染み。


幼稚園のときから高校まで、ずっと一緒。




きっと俺はAに、仲の良い幼馴染みとしか

思われてないんだろうけど、




俺はいつだって、君のことを


1人の女の子としてしか見たことがなかった。




ある日高校でのこと。



昼休み購買でジュースを買い、




Aと一緒に昼飯を食べながらそれを飲んでたら



A「あ、それあたしも飲みたい、！」



…これさ、もう完全に男として見られてないやん、



大倉「お前、そういうの気にしないよな、笑」


A「えぇ、だって幼馴染みやん、」




…ほらね、



ちょっと悔しかったから



手首にキスしてやった。




Aも珍しくびっくりした顔をしている。



A「ちょ…めっちゃﾄﾞｷﾄﾞｷするってぇ、」



と、顔を赤くしながらそう言う君に、



またﾄﾞｷﾄﾞｷする俺だった。




大倉((俺の甘い欲を込めて、))





ヨク ボウ[欲望]

欲しいと思う心、
不満を満たそうと強く求める気持ち。

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