キ ス の 意 味 っ て ((∞))

指 先 に キ ス * ページ12

横山side



俺の初恋というのは

6歳のとき。


クラスの女の子、ではなく


7歳年上の近所の女の子、



Aちゃん。



きっかけはあんまよく覚えてないけど、


多分


Aちゃんが俺のことを褒めるときに



指先にキスをしてくれること。



どういう意味なのかは分からないけど



めっちゃﾄﾞｷﾄﾞｷして、



胸がﾄｸﾝって高鳴って、




気付いたら好きだった。



かけっこで1番だったときも、


テストで頑張ったときも、



良く出来ました、って言って


俺の指先に唇を落としてくれる。




俺は子供だったから、



俺が小4のとき、


Aちゃんは高2で、


彼氏とかと一緒に帰っているAちゃんを見て



ちょっとしたやきもちを妬いていた。




ある日突然、



A「きみくんって、好きな子とかおらへんの、?」


って聞かれて戸惑った。


どう答えればいいのか。



横山「え…なんで、?」

A「きみくんとそういう話したことないやん、笑」





横山「…おるよ、」





Aちゃんだよ、って言えれば



どれだけ楽なんだろう。



だけどこの気持ちは、



まだ胸の中にしまっておくことにしようかな、




A「おるんやぁ、きみくんも大人になったんやなぁ、」



頑張ってな、って言って


Aちゃんは俺の指先に



唇を落とした。





横山((絶対これ確信犯やわぁ…))






ショウ サン[賞賛]

ほめたたえること。





⋆｡˚✩

わーお(

せりふ少なすぎ(


ごめんなさい((

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