126話 ページ32
勇次郎side
陽「私がいつバカになったの！何時何分何秒地球が何回回ったとき！？」
え、何時何分何秒？
勇「……」
全員「「「……」」」
女子「陽愛ちゃん！それ小学生が言う奴だよ〜！」
男子「陽愛ちゃん中2でも言ってたんだw」
思っていたより陽愛は子供だった
陽「ふぇ！？……言わないの！？」
勇「みんな高校生だよ？」
陽「うそ！愛蔵の裏切り者！」
愛「なんで俺なんだよ」
陽「愛蔵だって前言ってたじゃん！」
女子「愛蔵くんが……？」
女子「え、ちょっと面白いかも！」
愛「言ってないから！」
先「こら、そろそろ授業始めるわよ」
全員「はーい」
高校生42人に中学生(仮)が1人
面白い
キーンコーンカーンコーン
もう終わったのか？
先「あっ」
生徒「起立礼！ありがとうございました！」
早すぎる
陽「勇次郎！ご飯食べよ！」
勇「そうだね」
葵「待って。」
またかこの人……よく飽きないな
陽「なーに？」
葵「いつまであんたは勇次郎くんを取るつもりなのよ！」
こいつまた！大きい声で！
陽「ん？なんのこと？」
葵「勇次郎くん取らないでよ！！！」
陽愛が頭を抑える
勇「ちょっと大きな声出さないで」
陽「うぅ……痛い！」
勇「陽愛！大丈夫！？どこが痛い！？」
葵「嘘つかないで！！」
ドンッ
陽愛を押す山本。机の角に頭をぶつける陽愛
勇「陽愛！」
陽「うう…………」
陽愛はずっと痛そうに頭を抑えて黙っている
事態を読み込んだ愛蔵達も心配そうにこちらを見ている
葵「私は悪くないからね！」
勇「いい加減にしなよ？山本」
葵「だって勇次郎くんが！」
勇「俺が何？」
葵「なにもないわよ！あんたも仮病使わないで！」
そう言って逃げていった
勇「陽愛……大丈夫？」
ずっと黙っている陽愛
ー数分後ー
陽「あ、勇次郎ごめんね」
勇「心配したんだよ！」
愛「ったく……山本そろそろやばくね？」
ひ「ちょっとやばいね」
南「大丈夫？陽愛」
陽愛は少し考えて
陽「うん！大丈夫！皆ありがとう！！」
ん？なんかなんだ？この違和感は
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作者名：kerota | 作成日時：2018年8月19日 2時
