123話 ページ29
先生が来た
だるそうな男の先生
先「瀬良が一部的に記憶障害らしい。ここ1年間の記憶が無い。皆のことは大人っぽく思ってるからあんまりグイグイ話しかけないように」
女子「陽愛ちゃん……うそ……」
男子「陽愛ちゃん……」
なんかめっちゃ名前呼ばれてるんですけどw
陽「勇次郎くん!あの人は誰!?」
勇「あれは……赤原くんだよ」←懐かしいな!
陽「へぇー!ありがとう!勇次郎くん!」
女子「くん付けなの?」
男子「陽愛ちゃんが幼い!」
えっと……そりゃ中2だもん?
陽「勇次郎くん!学校案内してよ!」
勇「いいよ」
男子(辛いだろうな……染谷)
女子(陽愛ちゃんも可哀想……)
ふと勇次郎くんの後ろの席の人と目が合う
陽「あ!はじめまして!って言っても初めてじゃないか」
全員(!?!?)
葵「なによ。見てこないで」
なんか怖い!この人!
陽「ごめんなさい。」
勇「記憶障害の子にそれはないんじゃない?」
葵「でも!」
勇「山本さんだよね?陽愛を突き落としたのって」
え!?その子が私を!?
葵「!……違うもん!」
瑠美「嘘つかないでください!私見たんですよ」
葵「うるさいわね!違うって言ってんでしょ!」
うう!響く頭に!
陽「勇次郎くん!頭痛い……」
勇「陽愛!大丈夫!?」
勇「ほらあまり大きな声出さないでよ仮にも病人なんだよ?陽愛は」
葵「うっさい!なんなの!勇次郎くんも陽愛ちゃんばっかり!」
陽「それ以外大きな声出さないで!頭痛い!」
勇「陽愛!」
なんか映像が流れてくる
陽「文化祭……?」
女子「思い出したの?」
陽「文化祭の片付けだ。」
勇「陽愛どこまで分かる?」
陽「文化祭の片付けで……高いところ?……そこからはない!」
先「瀬良。なんかあったら染谷に言えよ」
陽「はい」
キーンコーンカーンコーン
先生がボリュームを下げてくれた静かなチャイム音
愛「陽愛。あまり思い出そうとするな」
翔「無理しないで陽愛」
陽「うん……」
葵「あんたほんとにうざい!」
その金切り声やめてよ!頭に響くの!
うう……また映像
陽「ちょっとみんな静かにして」
ん?ライブ会場?
誰の?
ステージには愛蔵と勇次郎くんが
あのLIP×LIPってやつ?
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作者名:kerota | 作成日時:2018年8月19日 2時