121話 ページ27
勇次郎side続きます！
どれだけ時間が経っただろう
美「勇次郎くんも車乗りなさい？」
勇「……はい」
美「愛蔵くんは翔くんと帰るから」
〜車内〜
陽「ね！ママ！なんでお兄さんも乗ってるの？」
美「あなたの彼氏でしょ？」
！……言わなくていいのに……
陽「あれ？さっきお兄さん違うって……」
勇「ごめんね。ちょっと困惑するかと思って」
陽「いいよ！こんなイケメンさんが彼氏！？」
美「そうよ。あなた毎日幸せそうよ」
陽「ほんと！？嬉しいな〜！」
〜家前〜
陽「あれ、この大きい家なに？」
美「勇次郎くんと陽愛だけの家よ」
陽「え！もう同棲してるの！？すごい！」
勇「そうだね」
美「陽愛。ごめんね、ママ仕事なのよ」
陽「いいよ！行ってらっしゃい！お兄さんと遊ぶ！」
美「勇次郎くんあとはよろしくね」
勇「はい」
〜家〜
煌也「お嬢様。気分はいかがでしょう」
陽「えっと……？」
勇「煌也さん。陽愛記憶障害みたいで、ここ1年の記憶が無いんです」
煌也「そうでしたか……」
陽「お兄さん！この人誰？」
勇「陽愛の専用執事だよ」
陽「ええ！？専用！？今の執事はいない？」
勇「いないよ」
陽「やった！煌也くん！かっこいい！」
煌也「ありがとうございますお嬢様」
勇「陽愛。部屋行こっか」
陽「うん！いくいく！！」
ちょっと元気すぎないか？
〜陽愛の部屋〜
陽「わぁー！広い！写真いっぱいある！」
そこには皆との写真が……俺のもある
勇「いつのまに……」
陽「ねぇ！お兄さん！」
勇「なに？」
陽「私がどういう風に過ごしてるか教えてよ！もちろんお兄さんのこともね！」
勇「うん。分かった」
俺はとりあえず話した
桜丘高校の1の5だということ
陽愛は皆に慕われていること
陽愛は俺と付き合ってて
愛蔵も翔も付き合ってること
俺は愛蔵とLIP×LIPというアイドルユニットで活躍していること
陽「へぇ！お兄さんアイドルなんだ！愛蔵がアイドル？wありえなーい！w」
よく笑うな……
勇「他に気になることある？」
陽「んー。私ねひとつ覚えていることあるんだ」
！
勇「なに？」
陽「確か……誰かに押されて意識を失った気がするんだよね！そうなの？」
勇「！……そうだよ……。」
陽「あ、慕われてたのは嘘？」
勇「嘘じゃないよ？」
陽「ほんとに？まぁいいや！お兄さんと話すの楽しいね！」
勇「ありがとう」
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作者名：kerota | 作成日時：2018年8月19日 2時
