姉と弟AnotherStory

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「これでよかったんかな....？」


「はい、何回もすみませんでした、っ」





桐山先生顔ひきつっとる。


まあ、そらそうか。これおとんにチクられそうやけど、おとんも色々知っとるか。







「じゃあ、急に呼び出してすみませんでした。


ありがとうございました。」





「おっ、おう、！気をつけてな！

特に足！！お大事に！」







桐山先生声でかいわ、そう思いながら、慣れへん車椅子漕いでると、









.








えっ、なんで？









あの姿は間違いない、ノゾムや。









なんでこんなとこおるねん。







.







しかもここ見舞いやなくて診察の方やし。









普段の俺やったら走って逃げるところやけど、今日は車椅子。そうにもいかへん。









方向の変え方もよく分からへんでガチャガチャしよったら、







「あれっ？、中間くん？」








「今日早退したらしいやん！


どしたん？その足！」







最悪や。






「ちょ、ちょっと階段から落ちました...」






「いや、まじで大丈夫？






ほんまに階段から落ちたん？」






.........。





なんやねん、こいつ。何が言いたいねん。





「しかも敬語とかやめてや、




学校でも言ったけどさ、俺中間くんと友達なりたいねん。」

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