前兆 ページ1
A「そろそろで僕もさにわかあー、わくわくするなあ！」
とうとうこの時が来た！
もうすぐで、見習いだった僕達はさにわになれる
そのせいか、周りの見習い達の雰囲気も、落ち着きがなくほわほわしている
政府「見習いの方々は、別フロアへ移動してください、そこで初期刀を選んでいただきます!!」
政府「弥生Aさん！貴方には特別任務が用意されています、貴方だけは別室に来きていただきます」
A「えー…!？僕何かやらかしたっけ…」
思い当たることは特にない
そもそも、僕は政府の人がそこまで好きじゃない、というか苦手だ、いつもピシッとしてて気が滅入っちゃうからだ
だから、普段から避けてきたから、僕個人が政府と直接関わるということはゼロに等しい
A「めんどうだなあ…」
政府「ご案内します、此方です」
A「はぁ…はい、わかりました」
僕は渋々と政府の人についていった
でも…
特別任務ってなんだろう…？
一番可能性が大きいのは、最近増えているブラック本丸の後任だけど…
正直面倒だなあ
だって噂じゃあ問答無用で本体(刀)を向けて襲って来るんでしょ！？
無理無理(ヾﾉ・∀・｀)
僕の体育の成績昔っからギリギリ2のオンパレードだよ！？
絶対に本体の餌食じゃん!!
そうこう考えている内に、別室とやらに着いたらしく
政府の人は丁寧に部屋の扉を開けている
A「失礼します、見習いの弥生Aです」
幹部「ああ、君がAくんか、さあ、席につきたまえ」
部屋には、シワを作り、優しそうな笑みを浮かべた老人がいた
僕は何度かこの老人を見たことがある
さにわや見習いが集まる集会で、来賓席に座っている政府の幹部だ
幹部「なにか私についているかい？」
A「いえ、なにも…すみません」
考えるのに集中して、僕完璧に変な人になってる…
本当に政府の人って心乱れる感じでやだなあ
老人は机から席を立ち、僕が座っているソファーのテーブルを挟んだ反対側のソファーに腰を下ろす
幹部「さて、早速本題に入るが、もうわかっているとは思うが、君には特別任務を受けてもらう」
拒否権なし！？
幹部「任務内容は、前任のさにわが消息不明になり放置されている本丸の後任だ」
あー、ブラック本丸の後任来たー！
来ちゃったよ…どうすんの？なに？僕に死ねってか!？
そういうことなの!？
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作者名：秋紅 | 作成日時：2017年6月19日 1時
