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あの日を境に ページ3

私は、普通の家の子だった…。父と母、そして大好きな姉がいた。
姉はとても優しく、私の憧れだった。いつまでもこの生活が続きますように…。そう願ってた。


でも、世界は残酷だった…


あの日を境に私は真の絶望を思い知ることになるとも知らずに



私は母に頼まれ買い物に出た。メモに書いてあった、卵、牛乳、ほうれん草、ベーコン、パイシートを買うと家に向かった。


「ただいま!」



そう言った瞬間だった。部屋は血まみれだった。あまりの恐怖に涙が止まらなかった。私は涙を流したまま恐る恐る中に入ると、そこには血に染ったて倒れていた、父と母、そして姉がいた。私はあまりの悲しみに言葉が出なかった。



その後近所の人が警察を呼んでくれた。警察によるとこれは吸血鬼の仕業だと言った。なぜなら首筋に血を吸った跡が残されていたかららしい。



その話を聞いた瞬間、私の中から吸血鬼に対する激しい憎悪と怒りが生まれた。そのあとの警察の人の話は耳に入ってこなかった。それから私は近くに住んでいた親戚に引き取られ、この学校に入学した。



親戚といる間も吸血鬼への怒りは収まることはなかった。そして友達と話している間も。



そんな時、冨岡先輩から、鬼殺隊に入らないか?と誘いを受けた。鬼殺隊の話はちょくちょく耳にしていた。吸血鬼と一緒共存する学校だからこそある、この隊。吸血鬼主義が広がる社会で人間を吸血鬼から守るためにある隊とか色々聞いていた。



私はチャンスだと思った。大っ嫌いな吸血鬼から人間を守れる、運が良ければ私の家族を殺したやつも見つけられるかもしれない。私は鬼殺隊に入った。




そんなことを考えている間に善逸のご飯の時間は終わっていた。


善「ふわー!やっぱりAちゃんの血は最高だね♡
国宝級だよ!ねぇねぇ、もうちょっと…」


流石にもう嫌だったので


ゴチン!


思いっきり頭突きをした。「いたた」と善逸が言っている間に猛スピードで逃げた。



ふぅー、だいぶ遠くに逃げられた。流石に大丈夫でしょ。そう思った瞬間だった。


ピンポンパンポーン


校内放送の合図だ。何故か嫌な予感がした。



先「星宮Aさん、星宮Aさん、今すぐ理事長室に来なさい」



みんなの視線がこっちに集まる。


うげっ、やっぱり、これだけ視線が集まれば恥じらいもくそもなかった



「はーい、今行きまーす!」



理事長室に向かって叫んだ。

理事長の息子→←吸血鬼嫌いの私は…



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設定タグ:鬼滅の刃 , 吸血鬼 , ヤンデレ
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(プロフ) - 最高です!伊之助君もっと登場してほしいです! (2022年6月3日 21時) (レス) @page28 id: 8b8f592efb (このIDを非表示/違反報告)
そらね - とても楽しいです!更新お願いします!!! (2020年10月28日 8時) (レス) id: 4fd123f034 (このIDを非表示/違反報告)
善子ちゃん - とても素敵な作品ですね!更新楽しみです! (2020年8月9日 10時) (レス) id: 256e4b6095 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ丸 - 作者様の言う通りです!私、実は吸血鬼好きでして、この作品を見てみると私の推しの炭治郎と善逸が出てたので読み始めました!この作品は次、どうなるか予測出来ないのでそこが良いなと思います!これからも頑張ってください!楽しみにしています! (2020年7月24日 13時) (レス) id: f959df3c89 (このIDを非表示/違反報告)
鈴華(プロフ) - ゆかさん» ゆかさんありがとうございます(●´▽`●)まだまだですが、まだまだなりに頑張っていきます! (2020年7月17日 22時) (レス) id: d17fe49eda (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すずか | 作成日時:2020年6月4日 9時

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