みーつけた【鬼滅の刃】【吸血鬼】

楽しみだね ページ14

結局、私はあの後保健室の先生に心配だから、善逸くんと帰りなさいと言われた。


正直最悪。だって嫌いなやつと帰るんだよ！誰だって最悪な気分になるよね！

そんなことを考えていると


善「そんなに俺と帰るの嫌？」


とか聞いてきた。相変わらず耳がいいのね、その思考まで読める耳！私は素直に

「嫌」

と言った。


善「そんなふうに言わなくてもいいじゃん！あ、もしかして…彼氏と帰るの恥ずかしいとか？」

「そんなわけあるか!!ってあんた…私、あんたの彼女になった記憶一切ないって言ってるでしょ！」


そんなことを言い合っていると


善「そういやAちゃん！今年も人間かくれんぼあるって知ってる？」


「うん、知ってる。」


善「そうなんだ！楽しみだよね♡人間かくれんぼ♡去年は吸えなかったけど、今年は吸えるといいな♡Aちゃんの血」


「私は全然楽しみじゃない。あんなの、ただの吸血鬼にとってのご褒美祭りみたいなもんじゃない。てか、私、あんたに血を上げるつもりないから」


善「ねぇねぇ、Aちゃん！あんたじゃなくって善逸って呼んでよ〜！」


「たまに呼ぶじゃない、あんたの名前」


善「たまにじゃやだ！ずーっと言って欲しいの♡」


「嫌。」


善「なんでだよ〜！ねぇAちゃん！」


「嫌なものは嫌なの」


そんなことを言い合ってた。後ろからつける影も知らずに…

_______________

炭「A…。善逸と仲良くするなんて…許さない許さない許さない許さない許さない。Aは俺だけを見てればいいのに…善逸が邪魔だ邪魔だ邪魔だ。早いうちに消さなきゃ」

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