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俺はあの人達が出てくるのをまって
廊下に寄りかかっていた。
…俺、ばかやん。
何も気づかんくてへらへらへらへら。
“でさ、ものたんねーから
今日あいつの服にコーヒーかけようと思ってw”
“うーわ、さいてー！！w
A危ないよー！逃げてー！w”
「…汚い笑い方やな」
そう思ってると
高いハイヒールの音がこっちに近付く。
…そろそろ、か。
“やば、マジでさいてーなんだけ…っ、！”
“どしたの美香、w…っ！しょ、紫耀くん！”
「…なぁ、何しようとしてたん、あの子に。」
“っ、あの子って？いきなりどうしたの、w”
「しらばっくれるのもいい加減にせい！！
全部聞こえてんねん！！」
“…なんであの子なのよ、”
「は？」
“なんであの子か聞いてんのよ！！
私の方がずっと好きだったのに！！”
「…あんなぁ、俺知ってんねんで。
俺と話した同僚とかの悪い噂流したんお前やろ」
“……なんで、”
「俺、性格悪い奴無理やから。」
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作者名：まる | 作成日時：2018年11月2日 20時
