検索窓
今日:9 hit、昨日:1 hit、合計:3,253 hit

ページ37

・you





向井「ちゃんと目見て?」




「絶対にいやだ」





みんな茶番劇だと思って私と向井のやりとりをニヤニヤしながら見ているが私にはわかる。こいつはガチな顔をしている

ここで裕翔くんの「道端でおっぱじめちゃったの?」が頭をよぎる。このままじゃ「楽屋でおっぱじめちゃったの?」バージョンが生まれてしまう





向井「こっち来て?」




「うわっ…」





頭で色々と考えていると痺れを切らした向井に腰を引き寄せられてしまう。そろそろ誰か助けてくれていいんじゃないの!?




向井「Aちゃん髪の毛サラサラやね」




「っ…やめてよ」





受け顔のくせに恋愛漫画の主人公みたいなことをするなと叫ぶ気力は私にはもう残っておらず、ましてやメンバーに助けてとも言えなくなっていると髪と頬を撫でられたのちに顎に手を添えられる





「…いい加減にしなよ?」





向井「俺、役に入ってるからわからんよ」




畜生!これがまかり通るならやまいのくらい実現してくれてもいいよね!?そう思うよね!?





「…やだ」





最後の力を振り絞ってSOSを飛ばしたのとほぼ同時のことだった。腰に回されていた向井の腕を振り払って今度は私のお腹に腕が回ってくる




「やまちゃん…」




私を後ろから抱きしめるように引き寄せたのは今まで散々興味のない顔をしていたやまちゃんで最高に不機嫌な顔をしている。毎度毎度なぜ相手が私なんだろうと頭をかきむしりたくなるが助かったのは事実でしかない。




山田「向井、それはだめ。俺たちの」





向井「…結局それかい、兄さん随分DV男やな」





「それな」




山田「台無しだから黙ってな?」

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
386人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:八重 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2022年9月12日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。