うらたぬきの妹です。現在、炎上しております（白目）

炎上14※ ページ16

「んん゛っ！！！翔悟だっけ？お前の気持ちはよーく分かった。A！！！！！！！」

「うるさっ！！急に大声で名前呼ばないでよ・・・」

「お前は、此奴のこと本当に好きなわけ！？！？！？」

「好きに決まってるでしょ。そうじゃないと告白とかしないし」

・・・あ。

「・・・は？？？？？？なんて言った？？？？？？？」

・・・やっべ、地雷踏んじったぁ☆

「俺告白すんなって言わなかったっけ？？？？？？？？騙されてるかもしんねぇからすんなって言ったよな？？？？？？え、何、約束破ったわけ？？？？？」

「・・・いや、私ももう高校生でしたから、告白くらいしたいですよ」

「俺のこと嫌いになったわけ！？！？！？！？！？」

「なんでそうなる？？？？？？？？」

「子供の頃ずっと言ってたよな！！！！おっきくなったらお兄ちゃんと結婚するんだ♡って！！！！！！！！！！あれは嘘だったのか！！！！！！！！」

「ごめん全然覚えてないや・・・あと語尾にハートつけるのやめてもらっていい？？？恥ずいんで！！」

「忘れたのか！？！？！？！？！？ドーナツを指輪に見立ててお互い交換したろ！？！？！？」

「小さい頃だしそんなこともあったかもね」

「あったかも、じゃなくてあったんだよ！！！！！！！！！！俺はその約束守って一回も彼女とか作らなかったのにさぁ！！！！！！！」

「そういえばお兄ちゃんに彼女いるよ見た事ないかも。お兄ちゃんかっこいいのに」

「結婚しよまじで？？？？？？？？？」

「おい彼氏いんだぞ」

そう言ってから彼氏の方を見ると、彼は困惑した様子で此方を見ていた。ごめん絶対迷惑かけてるよね。

「という事で彼氏さん。Aは俺と結婚するから、帰れ」

そう言ってお兄ちゃんはシッシッと言いながら彼氏に手を振った。

「ちょっとぉ！？勝手に話進めないでもらっていいかな！？」

「婚姻届もらいにいこうな」

「駄目だ此奴」

こうなったらもう話を聞かない事は理解している。

そう考えていると、翔悟君が口を開いた。

「・・・あの」

「お、どうした彼氏」

「お兄さんがAさんのことをとても好きだと言う事が分かりました。僕はこれ以上Aさんと一緒にいると、いけないと思う。だから」

「______彼女とは、別れます」

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