1席目 ページ1
｢お願いA！！このとーり！！！｣
｢ええ・・・嫌だよ｣
なんでぇ！！と泣き喚くのは同じオフィスで働くすみれ。 今夜合コンがあるけど女子のメンツが1人足りていないから来てくれ、という事らしい。
｢私そういうの苦手。前も言ったでしょ｣
｢そこをなんとかぁ〜！！今回こそはいい男捕まえたいんだよぉ〜！！！｣
｢ちょ、鼻水垂れてる汚い！！｣
わんわんと鼻と目から液体を流して私の足に縋ってくるすみれ。うん、君が彼氏出来ないのそういうところでは？
しかもここは普通にオフィス。周りの目がすごく痛い。
｢・・・どうしても行ってくれない？｣
｢うっ｣
捨てられた子犬のような目で見てくるすみれ。私はこういう媚びたような目に弱い。
｢・・・わかった、今回だけだよ｣
軽くため息をつくと、すみれは嬉しそうに立ち上がった。
｢ほんと！？ありがとう！！｣
｢もう1回言うけど、今回だけ！だからね｣
｢わかってるって〜。じゃあ詳しい予定話すね｣
｢________来てしまった｣
本当に来てしまった。
｢・・・今からキャンセルすることって｣
｢できませーん。ほら、行くよ〜｣
すみれに背中を押されて、無理やり中に入らされる。
今日合コンが行われる会場は、お洒落なイタリアンのお店。
うわぁ、落ち着かねぇ・・・。
早まる心臓の音を聞きながら、私はすみれについていく。
｢すみません、遅れましたー！｣
｢全然大丈夫！！これでみんな揃ったかな？｣
｢あ、男性陣1人来てないでーす｣
うわぁ、すごいキラキラしてる・・・別次元の人間だ。
今日のメンバーは、男性女性共に5人ずつの計10人。
｢彼奴遅れるらしいから、先やっとこうぜ｣
男性陣の1人がまだ来ていないらしい。残業かな。
席に置いてあったお冷をちびちびと飲みながら、皆の話に耳を傾ける。
今は・・・自己紹介タイムか。
目の前で喋っている男性の声を聞き流しながら、明日の仕事について考える。
すると、気づいたら私の番になっていたらしく、すみれが私の肩をトントンと叩いた。
｢あ、ごめんなさい。えと、私の名前は______｣
｢すみません、遅れました｣
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いのしし侍。(プロフ) - らいら＠らむさん» 全然大丈夫ですよー！！一応コメント消しときました！ありがとうございました！！ (2022年3月25日 0時) (
レス) id: 8d08b35300 (このIDを非表示/違反報告)
いのしし侍。(プロフ) - らむみっくすさん» そうなんですね！教えて下さりありがとうございます☺️ (2022年3月25日 0時) (レス) id: 8d08b35300 (このIDを非表示/違反報告)
らいら＠らむ(プロフ) - すいませんログインしてない状態でコメントしてしまいました...() (2022年3月25日 0時) (レス) id: 307fd0d364 (このIDを非表示/違反報告)
らむみっくす - コメント失礼します。⇩のプスメラウィッチさんはいろんな方の小説に行きbotみたいに同じこと言っているので相手しない方がいいかと思います💦 (2022年3月25日 0時) (レス) id: 307fd0d364 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2022年3月24日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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