彼氏に振られたから可愛くなったら口説かれ始めた件【呪術廻戦】

可愛くなって33日目 ページ35

｢まだ腰痛いんだけど・・・｣









｢Aも歳とったもんだね〜｣









｢殺すぞ白髪｣









｢喧嘩なら買うぞ｣









2年ズの特訓を見て今日で丁度1週間が経ったわけだが、何故か身体中の痛みが消えない。これは病気か？？？









今はその痛みと戦いながら、悟と一緒に悠仁くんの所へ行くために廊下を歩いている。










｢っだぁーほんと、こんなんじゃゆっくりできない・・・｣









｢何言ってんの。今日は元々ゆっくり出来ないけど｣










｢は？｣









｢だってお前、今日悠仁と一緒に任務だし｣









｢・・・マジで当日に言うの良くないよ｣










用事あったらどうすんだって。私悠仁くんには嫌われたくないよ。あんな純粋で可愛い子なかなかいないって。










ていうか私を悠仁くんの元へ連れていこうとしてたものそのためか？？畜生全部が悟の掌の上な気がしてムカつく。










｢ほら、着いたよ。じゃあ僕は出かけてくるから、後はよろしく〜｣









｢え？どこ行くの？｣










｢スイパラ｣










｢腹はち切れて死ね｣



















｢________なーんで私は悠仁くんと一緒に映画見てるのかなぁ・・・｣










｢あれ、Aさん映画嫌い？｣









｢そういう事じゃなくてね｣









悟と別れたあと、部屋に入ると1人集中して映画を見ている悠仁くんの姿があった。










・・・まって、手に持ってるのって夜蛾先生のぬいぐるみでは？？？










なんでそんな狂気のぬいぐるみ持って映画見てんだこの子。頭おかしいのか。












｢・・・ゆーじくん？｣









｢え？あれ！？Aさん！？ｯｺﾞﾊｧ｣










｢あ、殴られた・・・。まぁそうなるよね｣









悠仁くんがぬいぐるみを抑えながら私に｢なんでいるんすか！？｣と興奮気味に聞いてきた。











｢悟に連れてこられた｣









｢え、でも任務の時間まだっすよね｣









｢え、そうなの？｣









｢うん｣









｢・・・・・・絶対殺す｣









なんでまだ部屋でごろごろ出来たのに、態々早く呼びに来た。スイパラ休業してろ。










｢あ、じゃーAさんも一緒に映画観る？｣









｢いや、そもそも君はなんで映画観てんの｣









話を聞くに、感情に乗せられず一定の呪力を保てるようにする訓練だとか。いやハードル高。

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