検索窓
今日:18 hit、昨日:0 hit、合計:6,245 hit

出逢えた1 ページ3

「死ぬとグルグル巡らせろ。俺の名は妓夫太郎だからなああ」



鬼が鎌をなげ、その鎌が屋敷を突き破って外に出る。





そして、回転して戻ってきたのがわかった。




戻ってきた先には、




「・・・・危ない!」





「A!」




「はい!!」






「妬ましいなぁあ、お前ら本当に。いい男と女じゃねぇかよ。なあぁ」




「人間庇ってなぁあ。格好つけてなぁあ。いいなぁ」






「そいつらにとってお前らは命の恩人だよなあ。さぞや好かれて感謝されることだろうなぁあ」





「いや、あんたが殺そうとしたんでしょ」






何勝手に殺そうとして守ったら妬んでんの。自分勝手すぎだろ。






「まぁな。俺は派手で華やかな色男だし当然だろ。女房も三人いるからな」






「宇髄さん!?」





ぎょっとして宇髄さんを見る。なんで火に油を注ぐような真似を・・・!!馬鹿か!!やっぱただの筋肉ゴリラだ!!





「お前女房が三人もいるのかよ。ふざけるなよなぁ!!なぁぁぁ!!許せねぇなぁぁ!!」





それは宇髄さんが悪いしやっぱり鬼になっても怒るのは女性関係なのね。そこは変わらないのね。





「てことは、お前が一人目の女房ってことかぁあ?許せねぇなぁぁ!!お前ら幸せそうで、妬ましいなぁぁ!!許せねぇなぁあ!!!」







なんか巻き込まれたんですけどなんで????







"血鬼術 飛び血鎌"





「・・・!」






物凄い数、庇いきれない可能性がある・・・!






私より確実に戦力のある宇髄さんに戦ってもらいつつ、私が庇うか?いや、上弦の鬼相手にはきっと、私みたいな雑魚でも必要なはず。でも、人が・・・!!







「落ちるぞ、A」








「え?・・・・ぅわっ!!!」







小声で宇髄さんにそう言われたかと思ったら、大きな音と共に下へ落ちる。







そうか、下に降りれば逃げ道は必ずある。鬼からの攻撃も交わすことができる。







え、案外頭いいんだな、この人










「逃げろ!!身を隠せ!!」







「はっ、はい」









これで安心、はできないよね。









「逃がさねぇからなあ。曲がれ、飛び血鎌」











上から血の味がして、ぱっと顔を上げると、








「・・・!宇髄さん!!上!!」

出逢えた2→←雪の呼吸について



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
390人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いのしし侍。 | 作者ホームページ:!?  
作成日時:2022年1月3日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。