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友達の友達3 ページ4

「今東雲くんに紹介してもらった、A Aです。えっと、冬弥くん、だっけ?」




「はい。俺は青柳 冬弥って言います」




「青柳って、もしかしてあの?」





「はい。・・・まぁ、俺ではなくて父、ですが」





あまり父の話はしたくなくて、少し対応が雑になる。






「いだっ。ちょ、なんで急に殴るわけ!?」






「別に」





どうやら、彰人が察したのか、少し小突いてくれたみたいだ。





・・・女子に手を出すのは、どうかと思うが。





俺のためにやってくれたんだろうと思うと、少し嬉しい。






「まぁ、なんだかんだ良い奴ではあるから。仲良くしてやってくれ」





「えっと、よろしくお願いします」





「あ、こちらこそ!」





よろしくとはいったが、きっとまだ友達と呼べる関係ではない。






俺たちの関係は、言うならば。











友達の友達。それだけだ。

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作者名:いのしし侍。 | 作者ホームページ:!?  
作成日時:2021年11月21日 0時

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