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友達の友達3 ページ4
「今東雲くんに紹介してもらった、A Aです。えっと、冬弥くん、だっけ?」
「はい。俺は青柳 冬弥って言います」
「青柳って、もしかしてあの?」
「はい。・・・まぁ、俺ではなくて父、ですが」
あまり父の話はしたくなくて、少し対応が雑になる。
「いだっ。ちょ、なんで急に殴るわけ!?」
「別に」
どうやら、彰人が察したのか、少し小突いてくれたみたいだ。
・・・女子に手を出すのは、どうかと思うが。
俺のためにやってくれたんだろうと思うと、少し嬉しい。
「まぁ、なんだかんだ良い奴ではあるから。仲良くしてやってくれ」
「えっと、よろしくお願いします」
「あ、こちらこそ!」
よろしくとはいったが、きっとまだ友達と呼べる関係ではない。
俺たちの関係は、言うならば。
友達の友達。それだけだ。
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