【悲報】神代 類、初対面の女子に振られる【神代 類】

後輩が言うには ページ6

｢えっと、なんで急に？｣




｢いや、昨日司から神代さんがイケメンって聞いてさ。東雲くんイケメンだから、そんな東雲くんが言うなら確実にイケメンだろうなと｣





｢さらっと褒められた・・・？？ありがとうございます｣



はにかんでお礼を言う東雲くんが可愛すぎて神様にしか見えない。いやていうか神様。





｢まぁ、イケメンの基準は人それぞれだと思いますけど・・・。俺は別にイケメンだと思います。性格に難ありって感じで｣





なるほど、東雲くんが言うなら相当のイケメンだろう。性格に難あり、司と同じタイプか。なら扱いやすい。つまり付き合える(？)







｢なるほど、ありがとう。ちなみに、その人どんな見た目？｣






｢え〜・・・。髪色が独特だから見たらすぐわかると思いますけど、紫色の髪に、水色でメッシュが入ってます。あと、黄色い目をしてますね｣






うん、目が痛くなりそうな色合いだな(やめろ)






髪色独特って君が言うかと思ったけど、東雲くんより遥かに独特だったからツッコむのやめた。







｢何度もありがとう。じゃあ日直の仕事頑張ってね。行くぞ司！！！！！！！｣





｢ぬわぁ！！！急に引っ張るんじゃない！！！！｣






｢先輩も頑張ってくださいねー｣






東雲くんが応援してくれたからには頑張るしかない。やる気が入った。早く教室に行かないと。

















｢・・・司先輩の幼馴染の割には普通だなと思ったけど、全然そんな事なかったな｣

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